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【CFOになるための経験は!?】未経験で転職は可能?元ハイクラス支援の転職エージェントがキャリアについて教えます

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今回は、CFOをはじめとしたハイクラスの転職支援の経験を活かし、転職ノウハウやキャリアパスについて包み隠さずお伝えしたいと思います。

未経験でCFOへ転職は可能!?

これまで4000名以上の方とお会いする中で、CFOの業務内容を未経験だった場合は「CFOポジション」への転職は厳しいものがあります。

読者の多くの方が痛感していることだと思います。

では、CFOになった方がどのような経緯を歩んでいるかをお伝えしたい思います。

多くの場合「CFOの右腕として業務を学んでいく」「経理財務部長/管理部長の経験を得ながら会社のパーフォースを高める」「子会社CFOを経験する」など方法があります。

また将来どのようなCFOになりたいか?という点で、IPO準備企業のCFOは転職市場でも箔がつくキャリアといえます。

そもそもCFOの役割

CFOの役割は、
・経理・財務に限らず企業活動全般をお金の面からマネジメントする
・財務のパフォーマンスを高めるための戦略の企画・立案をする

の大きく分けて二つに分けられるといえます。

経理・財務に限らず企業活動全般をお金の面からマネジメントする

経理部長は、経理・財務部門を統括する立場ですが、それに対してCFOは、単に経理・財務だけを見ていればいいのではありません。

企業には、経理・財務以外に営業や管理、システム、研究・開発などさまざまな部門があります。CFOは、これら社内のすべての部門を見渡して、どこにどのくらいの資金を投下するのか、あるいはそこから生み出される将来のキャッシュフローをどう最大化していくのか、などを立案していくことが求められます。

また市場の中での自社の立ち位置、あるいは市場がどのように変動しているのかなど、常に把握しておくことも重要です。CFOの役割は、これら社内および社外の環境を踏まえて、企業活動をお金の面からマネジメントしていくことです。

財務のパフォーマンスを高めるための戦略の立案・遂行をする

近年では、企業活動がグローバル化することにより、

・より一層の透明化が求められる国際会計基準の導入
・株主重視の経営指標の導入

などが、企業にとって不可欠となっています。

これら企業の財務パフォーマンスを向上させるための戦略を立案し、遂行していくことも、CFOの大きな役割です。

CFOの業務内容をもとに、今どのようなスキルが足りないかを可視化する

将来、CFOになるために「今の自分がどの地点にいるか?」ここを正確に判断する必要があります。転職エージェントや社内/社外CFOに相談するなどぜひ、情報収集されることをおすすめします。

本記事では一般的に求められるCFOの具体的な業務内容を紹介します。

CFOの業務内容

  • 資金調達
  • コスト管理
  • 経営戦略の立案・遂行
  • 内部統制
  • 経営会議の参加/IR資料の作成/株主総会の対応

全ての経験をする必要はありませんので、参考程度としてお考えください。

資金調達

会社の発展を目指すためには「資金調達」が重要であり、どこからどのタイミングでどのくらいの資金を調達するのかを決定することはCFOの一大任務です。

基本的には金融機関から借り入れる「融資」と、ベンチャーキャピタルやエンジェル投資家へ第3者割当増資(新規株式)を発行して資金を調達する「出資」の2種類があり、どちらにおいても幅広いファイナンスの知見や高い交渉力が必要となります。

ベンチャー企業における資金調達は、ご存知のとおり「シリーズA〜D」と存在します。

投資ラウンドのステージ(シード〜レイター)においてどこを経験したのか?という点も今後のキャリアに影響を与えます。

シリーズD→上場の経験がある場合は、ベンチャー企業(エンゼル〜シリーズDまで)のCFOへの転職はしやすくなります。

コスト管理

企業内における生産コストや人件費の管理も、CFOにとって大切な業務のひとつです。
売上とコストのバランスに注視し、適宜調整しながら利益をなるべく多く出せる構造へと導くことが求められます。

このコスト管理については、経営層とのすり合わせが必要になるため、経営層と近い距離で働く必要があります。

経営戦略の立案・遂行

CFOは、CEOが掲げる経営方針をもとに「財務面でどのような戦略が必要か」を探り、CEOと二人三脚で立案・遂行を行う必要があります。

近年では経営戦略のひとつとしてM&Aを行う企業も増えてきており、M&Aのタイミングや買収・売却による効果等を慎重に見定めることもCFOの役割です。

M&A業界でのMAアドバイザーの経験だけではCFOになることは難しいため、MA出身の方は経営企画のポジションを目指し、財務領域の経験を高めることをおすすめします。また公認会計士の資格取得を目指すことで可能性が高まる傾向にあります。

内部統制

上場を目指す企業にてCFOを務める場合は、内部統制にも尽力することが大切です。内部統制とは、事業活動の目的や経営目標を達成するために必要なルールを整備し、適切かつ健全に運営することを指します。

その際には、経営陣だけでなく各部門の社員や市場関係者、投資家とも密に連携し、企業の方向性や戦略への共感を得たうえでルールを定めることが重要です。また、必要に応じて外部監査を行うことで、客観的な視点で内部統制を進められるでしょう。

内部統制の経験がなくともCFOになることは可能です。逆に内部統制のみではCFOは務まらないため、管理部長などのキャリアを視野に入れることをおすすめします。

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CFO になるために必要な経験やスキルは?

CFOになるまでのキャリアは、人によってさまざまです。

同一企業の経理・財務部門でキャリアを積んで就任するケースもあれば、転職によって経理・財務のジャンルだけでなく監査やコンサルティングの知識や経験も積み重ねてCFOへとキャリアアップするケースもみられます。

「公認会計士」の資格取得もCFO就任に向けて有利に働く可能性があります。

できれば資格取得後に会計事務所や企業の財務部門等で実務経験を積み、会計の目線での経営分析やIPO準備などに携わることができれば、CFOに必要な知識や能力を効率的に強化することが可能です。

なお、同一企業からのキャリアアップではなく転職によってCFO候補として採用される際には、いきなり本採用ではなく、まずは数か月間「業務委託」といった形で経営に参加する場合もあります。

業務委託期間中に実力や適性が判断されて問題なければ本採用となりますが、CFO候補として認められなかった場合は契約終了となり、転職活動をやり直さなければならない点を心得ておきましょう。

経理部長とCFOの年収比較

経理部長とCFOでは、年収を含む待遇面に違いがあります。

一般的には、CFOの方が、経理部長よりも好待遇とされています。経理部長の年収は、エージェントの公開求人などで、さまざまな情報を参照できます。

業界や企業規模によって多少の差はありますが、基本的には年収1,000万円前後での提示が一般的です。

CFOの年収は、年収1,000万円程度にとどまらず、2,000万円や3,000万円、高い求人では5,000万円程度を提示しているところもあります。財務戦略の立案・遂行をする立場であるCFOは、役職相応のハードな仕事を要求されることもあり、全体的に高めの年収が設定されています。

なおCFOの求人は、「CFO経験があること」「それに近い経験を持っていること」が前提となります。 チームのリーダーとして活躍した経験を持ち、高いテクニカルスキルを持っていたとしても、募集条件を満たさない可能性があるので注意しましょう。

いずれにせよ、経理部長やCFOとして転職するためには、「経理に強いエージェント」との関係性が重要です。 また転職活動は、景気の良し悪しにも左右されやすいため、タイミングを見極める必要もあるでしょう。

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CFOの人物像や経験

CFOに求められる人物像・経験は以下の傾向があると感じます。

・監査法人での新規株式上場企業の監査経験者
・事業会社での株式上場責任者経験者(上場経験がある方が望ましい)
・投資銀行や会計系コンサルティング会社出身者でM&Aアドバイザリー等の経験者
・ベンチャーキャピタル、PEファンド出身者
・財務経理部経験者
・金融コンサルティングファーム経験者
・公認会計士の経験
・大手企業での財務担当役員
・経営企画経験者(未経験者の場合は選り好みは難しい)

ある企業のCFO案件を紹介します。

<ケース1>
■経営企画またはCFOの経験5年以上
■投資やM&Aなどに関するファイナンス業務の経験
■月次・年次決算およびグループ決算への対応経験
■ビジネスレベル以上の英語力(グループなどの事業が海外展開しているため)

<ケース2>
◆IPOを成功させたご経験をお持ちの方
◆10億円以上の資金調達経験をお持ちの方
◆管理部門の立ち上げ経験をお持ちの方

▼不可欠なのは、ファイナンスを中心とした「守り」。

上場企業やグループの拡大に伴うと重要性が増すのは、バックオフィスの整備になります。

特にM&Aによって多種多様な企業がグループインする場合は、グループとしてのファイナンスやアカウンティングなどの強化が必要になってきます。

エントリーする企業や今後のキャリアを考える場合は、上場の有無やグループが複数あるかなどの確認が必要です。

▼社長の右腕として、「攻め」も。

ベンチャー企業、これから上場する場合、事業を拡大していくタイミングで求められるスタンスです。

CFOとしての仕事も多く、経営企画業務から投資案件、経営推進などを兼任する場合が増えてきます。

新規事業の立ち上げの場合は、社長のアイデアを具体化するための調査、社長直下の特命ミッションを担うこともあります。

基本的に「新規事業開発・企画」などは、社長室などの部署が作られ、CFOはノータッチな場合もありますが、財務などの観点でのアドバイスを求められることもあります。

CFOになるのに資格は必要か?

転職エージェントとしてCFO支援を行う中で感じたのは、資格よりも「実務経験」です。

公認会計士として実務経験がある場合や監査法人の経験は、CFO候補や財務部長からCFOなどへのキャリアを歩める可能性があります。

資格を取得することに対して、過剰にならないよう注意が必要です。

CFOの求人を探す方法

CFOの求人について少し触れておこうと思います。

CFOの求人は、企業にとっても重要なポジションになるため、【非公開求人】として会員制の転職サイト、ハイクラス支援に特化した転職エージェントが保有していることがほとんどです。

ベンチャー企業であれば、リファラル/知人紹介が多い特徴がありますので、複数の転職サービスを利用することは必須といえます。

加えて、管理部門は「経営者との相性」も大事なポイントです。CFOの右腕ポジションであれば、CFOとの相性も大切な要素になります。

ただ、こればかりは面接にて会わないと分からない部分が多いので、【カジュアル面談】などを継続的に実施していく必要があります。

CFO・経理部長(リーダー/マネジメント)の求人は、空きがなかなか出ない・求人が少ないため、転職活動がビジネス職と比べると長期化しやすい傾向があります。

慎重にキャリアを選んでいく必要があり、転職活動が長期化することがほとんどですので、転職の意欲が低い場合でも定期的に転職サイトを確認してみてください。

CFOやそれに準ずるポジション、財務担当、経理部長といった案件は、いつもオープンなわけではないため、日ごろから求人をこまめにチェックし、確認しておくことをお勧めします。

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