【ゲーム業界への転職】未経験での就職・面接対策・気になる年収・転職難易度は?
ゲーム業界は、関連する経験やスキルがないと難しい
ゲーム業界はスキルや経験を重視する傾向にあるため、「ゲームプログラマーを志望しているがプログラミングの知識や経験がない」場合など、まったく経験がない状態では転職は難しいのが実情です。特に大手企業は求人倍率が高く、未経験者が採用されるのは困難といえるでしょう。
ただ業界経験がなくても、志望する職種に必要な実務経験やスキルがあれば採用される可能性はあります。未経験の場合は、ゲーム業界で役立つスキルがあるかが重要です。
20代の未経験者にはハードルが高い
ゲーム業界では、求人に応募する際はポートフォリオの提出を求められるのが一般的です。ポートフォリオとはこれまでに制作した成果物をまとめた作品集で、自分の技術や実績をアピールするための材料となります。
例えばプログラマーの場合は、自身がこれまでに開発してきたソフトウエアやアプリケーションなどを紹介し、使用している技術やデザインの意図を解説するのが通例です。
しかし実務経験やスキルがない20代ではポートフォリオの提出が難しく、未経験でゲーム業界へ転職するのが難しい要因のひとつとなっています。
プログラミング未経験…ゲーム業界へ転職するには?
プログラミングの実務経験がなく、ゲーム業界へ転職するのは非常に難しく案件がほぼないかもしれません。
別の提案になりますが、一度「ゲーム業界・エンタメ領域」に関するプロモーション・広告ポジションはいかがでしょうか。
ゲーム業界も様々なため、ご自身がどういった業務をイメージされているかによりますが、プロモーション領域であれば「総合広告代理店・ゲーム/エンタメ領域に強みがある広告代理店」などを経由すれば可能性があります。
例えば、株式会社Cygamesのプロモーション担当では以下のような業務を行います。
国内アプリのプロモーション担当として、ゲームに関連するプロモーションの戦略立案、企画立案、制作進行、効果測定、宣伝施策実行まで幅広い業務に関わっていただきます。
具体的な業務
・Web広告の出稿業務全般
・SNSを活用したキャンペーンプランニング
・TVCMや交通広告などのマスプロモーションの企画立案、実行
・TVCM、広告グラフィックスの企画/制作/運用のディレクション
・各種施策におけるメディアバイイング
・プロモーション施策の効果分析
・社内外との折衝、調整業務
自社ゲームのプロモーションは刺激で面白い職種の1つといえます。
ゲーム業界のプロモーションは、代理店を経由するのが一般的
プロモーション経験者であれば、自身が好きなゲーム会社への就職がおすすめです。
自社開発のタイトルゲーム、プロモーションは「プロモーション施策/進行を推進してきた経験がある方(3年以上) 」
「ゲーム業界、エンターテイメント業界での実務経験、もしくは広告代理店やプロモーション企画会社にてゲーム業界、エンターテイメント業界の担当経験が3年以上」のいずれかの経験が必要になります。
広告・プロモーションの転職支援に強い【マスメディアン】
広告・マスコミ・PRなどの方が読む「宣伝会議」を運営しており、独自のコネクションを保有しています。
領域に特化していますので、SEOを含むWebメディアにも強みがあります。
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ゲーム業界とは?働く魅力
現代のゲームは、テクノロジーの進歩により、3Dグラフィックス・仮想現実・人工知能・オンラインマルチプレイヤーなどの機能を備えた高度なソフトウェアとなっています。
また、最近ではeスポーツの人気が高まり、プロゲーマーとして活躍する人も増えてきています。
eスポーツは、プロゲーマー同士が競技することで、観戦する人が楽しむスポーツの一種です。この分野でも、大会賞金が高額なものもあり、注目を集めています。
ゲーム業界には、比較的風通しがよく、自由な働き方が可能な企業が多い傾向にあります。服装や髪形などのみならず、働く時間帯も自身で選べる企業が多く、生活スタイルに合わせた働き方ができる点はメリットといえます。
また、そもそもゲームが好きな方にとって、大好きなゲームと四六時中向き合えるのは働く魅力のひとつでしょう。ユーザーからの評判が高いゲームを制作した際には、大きなやりがいも感じられます。
ゲーム業界の主な職種は?
ゲーム業界には、以下のような主な職種が存在します。
ゲーム業界には、ゲームプランナー・ゲームプログラマー・デバッガー以外にも、さまざまな職種があります。ゲーム業界への転職を目指すにあたり、まずはどのような職種があるのか、それぞれの職種で求められるスキルは何かをチェックしておきましょう。自分の適性に合った職種を見つけることが、転職を成功させる第一歩です。
例えば、代表的な職種としてゲームエンジニア・シナリオライター・グラフィックデザイナー・サウンドクリエイターなどが挙げられます。未経験者の転職難易度は高めではあるものの、どの職もゲーム開発に欠かせません。
- ゲームデザイナー: ゲームのコンセプトやルール、ストーリー、キャラクターなどを設計する仕事です。
- プログラマー: ゲームの動作をプログラムで実現する仕事です。コードを書いたり、バグを修正したり、改善案を提案したりします。
- グラフィックデザイナー: ゲーム内のキャラクターや背景、エフェクトなどのグラフィックデザインを担当する仕事です。
- ゲームサウンドクリエイター: ゲーム内の効果音や音楽を制作する仕事です。作曲や録音、エンジニアリングなどを行います。
- プロデューサー: ゲームの企画・開発・販売に関わるプロジェクト全体を統括し、進行管理やチームのコーディネーションを行う仕事です。
- マーケティング担当: ゲームの広告や宣伝、販促活動を行い、市場調査や戦略の立案なども行います。
- ゲームプランナー: ゲーム開発チーム内で、各職種のスケジュール管理やタスクの割り振り、コミュニケーションの調整などを行う仕事です。
以上が代表的なゲーム業界の職種です。ただし、実際の開発現場では、職種の枠を超えて、チーム全体で協力し合いながら開発を進めることも多いため、柔軟なコミュニケーション能力が求められる場合もあります。
ゲーム業界の平均年収
ゲーム業界における平均年収は、職種や経験年数、勤務地などによって大きく異なりますが、一般的には以下のような傾向があります。
新卒のゲーム業界の平均年収は、300万円程度からとされています。
中堅からベテランにかけては、職種によって年収が大きく異なりますが、500万円から1000万円程度の範囲に収まることが多いようです。 マネジメント職の年収は、職務内容や企業規模によって大きく異なりますが、1000万円以上の年収がある場合もあります。
ただし、ゲーム業界は競争が激しく、長時間労働や労働条件の悪さが問題とされていることがあります。
そのため、高い給与を得るためには、非常に高いスキルや実績が求められることが多く、業界における自己投資やスキルアップが必要となります。
主なゲーム業界の企業は?
ゲーム業界には多くの企業が存在していますが、以下に代表的な企業を挙げます。
- 任天堂株式会社
- 株式会社ソニー・インタラクティブエンタテインメント
- 株式会社カプコン
- スクウェア・エニックス・ホールディングス株式会社
- コナミ株式会社
- セガグループ(セガ・インタラクティブ株式会社、アトラス株式会社など)
- バンダイナムコエンターテインメント株式会社
- ガンホーオンラインエンターテイメント株式会社
- ディー・エヌ・エー株式会社
- グリー株式会社
これらの企業は、ゲームコンソール、スマートフォンアプリ、PCゲーム、アーケードゲームなど、多岐にわたるジャンルのゲームを開発・販売しており、日本だけでなく海外にも進出しています。また、近年では、VR(仮想現実)やAR(拡張現実)などの新しい技術を取り入れたゲーム開発にも力を入れています。
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ゲーム業界の主なKPIは?
ゲーム業界における主なKPI(Key Performance Indicators)には、以下のようなものがあります。
KPIを把握することで業務内容や面接対策に繋がります。
- DAU(Daily Active Users): 日次アクティブユーザー数。一日にゲームをプレイしたユーザー数を示す。
- MAU(Monthly Active Users): 月次アクティブユーザー数。一ヶ月にゲームをプレイしたユーザー数を示す。
- ARPDAU(Average Revenue Per Daily Active User): 一日あたりの平均収益。一日あたりのユーザーあたりの平均収益を示す。
- LTV(Lifetime Value): ユーザーの生涯価値。ユーザーがアプリをダウンロードしてから解約するまでの期間中、同じユーザーから期待できる平均収益を示す。
- Churn Rate(離脱率): アプリを使用しているユーザーが解約してしまう割合。この値が高い場合は、アプリの改善が必要とされます。
- Retention Rate(定着率): アプリを使用し続けるユーザーの割合。長期的なユーザーの獲得を意図した指標です。
- CPI(Cost Per Install): アプリインストールあたりの広告費用。インストール1件あたりにかかる広告費用を示す。
これらのKPIは、ゲームの開発やマーケティングなど、様々な側面で利用されています。また、KPIは業界や企業によって異なる場合があります。
ゲーム業界の主な面接対策ポイントは?
未経験でゲーム業界に転職するのは不可能ではありませんが、入社して役立つスキルや経験がなければ難しいといえるでしょう。
ゲーム業界で働くには、関連スキルを身につけたり、過去の経験を活かせる職種を選んだりといった対策が必要です。場合によっては、ほかの業界でゲーム業界に役立つスキルを磨く必要もあるでしょう。
また、転職の際は自己PRや志望動機も大切です。これらの作成に不安を感じている方は、キャリアアドバイザーへご相談ください。
業界のトレンドや動向を調べる
ゲーム業界は常に変化しているため、最新のトレンドや業界の動向を調べ、面接官にアピールすることが大切です。業界のニュースやブログ、SNSなどを積極的にチェックすると良いでしょう。
自己PRの準備をする
自分の強みや経験、スキルなどをアピールするために、自己PRの準備をすることが大切です。自分自身がどんな価値を提供できるのか、具体的に考えておくと良いでしょう。
ポートフォリオの準備をする
ゲーム業界では、自分がこれまで制作してきたゲームやアプリのポートフォリオが重要視されます。自分が関わった作品をまとめ、見やすく伝わりやすい形でまとめておくと良いでしょう。
ゲームに関する知識を身につける
ゲーム業界に入るためには、ゲームに関する知識が必要です。業界用語や開発の流れ、マーケティングの方法などを勉強しておくと良いでしょう。
ゲーム業界に特化した転職エージェントを利用すべき
ゲーム業界への転職は、一般的な転職と比較して難易度が高いと言われています。そこで、ゲーム業界に特化した転職エージェントを利用することで、以下のようなメリットがあります。
業界の情報やトレンドを熟知している
ゲーム業界に特化した転職エージェントは、業界の情報やトレンドを熟知しているため、求人情報や企業情報などの情報収集が容易です。また、業界用語や開発プロセスなどにも詳しいため、応募書類の作成や面接対策などのアドバイスも受けられます。
求人情報を豊富に持っている
ゲーム業界に特化した転職エージェントは、業界内の求人情報を豊富に持っています。一般的な転職サイトでは見つけることができない、非公開求人や業界内の注目企業なども紹介してもらえるため、自分に合った求人に出会いやすくなります。
スキルや経験を正確に評価してもらえる
ゲーム業界に特化した転職エージェントは、業界のスキルや経験を正確に評価してもらえます。自分が持つスキルや経験を正しくアピールすることができるため、適切な求人情報を提供してもらえる可能性が高くなります。
面接のアドバイスを受けられる
ゲーム業界に特化した転職エージェントは、面接対策に関するアドバイスも行っています。業界に合わせた自己PRやポートフォリオの作成方法、面接での質問事項など、具体的なアドバイスを受けることができます。