【JACリクルートメントへの転職】面接対策・気になる年収・転職難易度を転職エージェントのプロが教えます!
今回は転職エージェントとして「JACリクルートメント」への転職支援実績を活かし、面接対策情報をお伝えします。情報量は多いですが、面接対策にお役立てください。
今回この記事を書いた背景は、転職エージェントとして従事していたころ感じていたのは「面接対策のみ」のサポートができないことです。転職エージェントのビジネスモデルは、紹介した企業にご内定をいただいた場合のみ発生します。
そのため、自社経由でエントリーをしないと面接対策ができないのがほとんどでした。面接対策のみを希望する方のご支援は、やむを得ずお断りをしておりました。
この記事を読めば、必ず内定がもらえるものではありませんが参考になれば幸いです。
株式会社ジェイエイシーリクルートメントの企業情報
1988年に現会長がイギリスで創業した際に日本から海外展開する日系企業への日本語人材紹介を切り口とした支援で立ち上がった企業になります。
日本企業自体が海外展開戦略の知見が無いため、採用という切り口から単なるマッチングではなく「事業展開から逆算してどんな人材を採用するか?」採用戦略まで踏み込み、ハイレイヤー且つ高年収の優秀な人材を紹介していた経緯があります。ヘッドハンティングにも近いような支援を競合では実施しておらずマーケットがない状態からスタートをしております。
給与 | 400~800万以上 |
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勤務地 | 【他各拠点】 ・東北支店 ・北関東支店 ・横浜支店 ・静岡支店 ・浜松支店 ・名古屋支店 ・京都支店 ・大阪支店 ・神戸支店 ・中国支店 ・福岡支店 |
雇用形態 | 正社員 |
勤務体系 | 【勤務時間】 9:30~17:30(所定労働時間7時間 ※休憩時間1時間を含む) フレックスタイム制あり(コアタイム:11:00~16:00) ・月間所定労働時間:7時間×月間所定労働日数 ・完全週休2日制 ・年末年始休暇 ・夏季休暇 |
試用期間 | 6ヵ月 |
福利厚生 | ・社保完備(健康保険・厚生年金・雇用保険・労災保険) ・退職金制度(確定拠出年金制度) ・育児手当金支給制度(月3万円~10万円) ・食事補助制度 ・育児休業制度 ・介護休業制度 ・スポーツクラブ等運動施設利用費補助 ・英語学習支援 ・社員持株会 ・総合福祉団体定期保険(全額会社負担) ・積立有給休暇制度 ・永年勤続記念制度 ・海外派遣制度 |
■下記サイトより仕事内容や社風などが詳しく掲載されております。
note:https://note.com/jac_mid_hr
採用サイト:http://corp.jac-recruitment.jp/recruit/
株式会社ジェイエイシーリクルートメント:給与について
株式会社ジェイエイシーリクルートメント(JACリクルートメント)は、成果に応じたインセンティブ制度を充実させている企業です。
インセンティブは、個人の達成度や業績を重視した給与体系を基にしており、毎月の個人インセンティブのほか、チーム全体の成果に対する「チームインセンティブ」や部門ごとの達成率に応じた「ディビジョンインセンティブ」が年2回支給されます。
これにより、成果を挙げた個人やチームには報酬が還元され、モチベーションを高める仕組みが整っています。さらに、業績評価と行動評価を50:50で評価するシステムを採用しており、半年ごとに目標の達成度を振り返り、昇給や昇格が決定されます。
JACは他社と何が違うか?
株式会社ジェイエイシーリクルートメント(JACリクルートメント)は、他の人材紹介会社と比較して、特に高年収のハイクラス・ミドルクラス層向けの求人に強みを持つエージェントです。主に年収600万円以上の管理職や専門職を対象に、外資系企業やグローバル展開を進める国内企業の求人を多く扱っています。
さらに、JACリクルートメントは「コンサルタント型」と呼ばれるサービス体制を採用しており、企業と候補者の双方を同じ担当者が一貫してサポートします。これにより、企業のカルチャーや事業戦略、求める人材像などを深く理解し、的確なマッチングが可能です。特に求職者の希望に基づいた書類作成や面接対策を行うことで、入社後のミスマッチを減らすことに注力しています。
JACリクルートメントは約12,000社と取引し、その75%が「非公開求人」であるため、他のエージェントでは扱っていない独占求人も多く、特にインターナショナルな求人ネットワークが強みです。これは、イギリスをはじめとする12カ国に拠点を持つグローバルなネットワークと、長年にわたる企業との信頼関係により実現されています。
株式会社ジェイエイシーリクルートメントの企業文化
株式会社ジェイエイシーリクルートメント(JACリクルートメント)の企業文化は、グローバルな視点と専門性、そして「自由と規律(Freedom & Discipline)」を大切にする姿勢が特徴です。
この理念は、創業当時から続く同社の哲学で、社員がプロフェッショナルとして自律しながらも厳格な行動基準を持ち、企業や個人の成長に貢献することを求められます。迅速な対応と誠実な姿勢、適切な態度を重視する文化が浸透しており、企業と転職希望者の双方に深く関与することで高品質なサービスを提供しています。
JACリクルートメント社に「喫煙者はNG」ですので、タバコを吸われる方はエントリーする前に注意が必要です。禁煙をする強い意志があれば、問題はありません。
株式会社ジェイエイシーリクルートメントの仕事内容
▼クライアントとの求人要件定義
クライアントとの求人要件定義 企業や部門の経営方針や事業戦略、人事情報などを聞き、どんなポジションにどんな人材を迎えるべきかを一緒に相談しながら定義していきます。特定の求人に関してではなく、中途採用全般のコンサルティングも行っています。
▼候補者サーチ
当社のデータベースより、クライアント企業の求人ニーズにマッチする人材を検索。他の転職サイトやビジネスSNSの活用、自身のネットワークなど多方面からの人材サーチも並行して実施します。
▼候補者との面談
人材サーチで反応のあった候補者とは面談を実施。そこでは、キャリアの棚卸や求提案~応募支援など行いながら、長期サポートによるコネクション構築とキャリアコンサルティングもテーマとなります。自分のクライアント企業の案件だけでなく、社内の様々なコンサルタントと連携して多角的な案件紹介を行っています。 ※自身が他のコンサルタントの面談に同席するケースも多く発生します
▼クライアント企業への候補者紹介
候補者とのコミュニケーションの中でクライアント企業への応募意思の確認が出来たら、そのまま推薦を実施。面接設定など選考の進捗を随時確認し、内定~内定承諾~入社までサポートを行います。
株式会社ジェイエイシーリクルートメントの事業領域
当社では業種や職種に応じて、様々な事業領域(事業部門)が存在しています。ご入社いただく場合は、いずれかの事業領域に配属となりますので、ご希望の事業領域がある場合は応募の際に伝えましょう。
特にご希望の事業領域が無い場合は、ご経歴等を鑑みて当社にて選考する事業領域を決定する形になります。採用状況の変化等により、ご希望の事業領域での選考には必ずしもならないケースがありますので、その点はご了承ください。希望勤務地(拠点/オフィス)によっては、下記とは異なる領域区分をしているケースもありますので、選考の際にご確認くださいませ。
デジタル領域(IT、インターネット・EC、フィンテック、エンタテインメント・ゲームなどの業種を担当) |
ヘルスケア領域(医薬、医療機器、バイオテクノロジーなどの業種を担当) |
サービス・コンシューマー領域(小売・物流・人材・商社などの無形ビジネスや、一般消費財・ラグジュアリーなどの業種を担当) |
製造業・建築領域(自動車、電機・電子、機械、鉄鋼、化学、エネルギー&インフラストラクチャーなどの製造業関連やディベロッパー・ゼネコンなどの業種を担当) |
金融・コンサルティング(銀行・証券・保険・投資などの各種金融機関やコンサルティングファーム・監査法人などの業種を担当) |
管理部門領域(業種横断で、経理・財務・人事・総務・法務などの管理部門の職種を専門的に担当) |
エグゼクティブ領域(業種横断で、上級管理職のポジションを専門的に担当) |
株式会社ジェイエイシーリクルートメントはなぜ未経験採用を実施しているか?
株式会社ジェイエイシーリクルートメントが未経験者を採用する理由は、特定のスキルや専門知識に加え、柔軟な思考と成長意欲を重視しているからです。
JACリクルートメントは、各分野に精通したコンサルタントによる一気通貫型のコンサルティングを行っており、業務に対する意欲と学習意欲を持つ人材を重要視しています。特に、人材紹介業務においては、対人関係能力や企業文化理解が不可欠であるため、未経験でもこうした柔軟性を持つ人材を採用し、研修や実務で専門知識を養成しています。
また、JACは成長意欲が高い若手や異業種経験者が主体的にスキルを伸ばせる職場環境を整えており、未経験者にとっても挑戦しやすい職場です。入社後にはOJTやリーダーシップ研修などが行われ、自己成長が評価される仕組みを通してキャリアアップを目指せるため、未経験者でも活躍できる機会が提供されています。
株式会社ジェイエイシーリクルートメントへ転職:営業未経験・人材業界未経験の場合何を売り込めばいい?
志望理由の事例をお伝えします。大きく①成長意欲②専門的な知識を活かした支援③企業理念等への共感、をアピールすることがポイントです。
志望理由例①
「株式会社ジェイエイシーリクルートメントが掲げる『自由と規律』の理念に共感し、さらなる成長を目指して志望いたしました。私のこれまでの職務経験で得た専門的な知識や対人スキルを、人材業界に応用し、貴社を通じて求職者と企業にとって最適なマッチングを提供したいと考えています。『一気通貫型』のサービス体制により、企業と候補者の双方に密接に関わり、質の高い支援を実現できる点に魅力を感じています。
志望理由②
「これまで製造業界でサービスエンジニアとして経験を積んできた中で、専門的な知識を活かし、企業と求職者の成長を支援できるキャリアに挑戦したいと考え、株式会社ジェイエイシーリクルートメントを志望いたしました。貴社の掲げる『自由と規律』の理念に深く共感しており、これまでサービスエンジニアとして培ってきた専門的な知見は、製造業界に従事する方の転職支援で役立つと考えています。
製造業での経験を持つ私にとって、技術職や専門職の候補者に適切なキャリアアドバイスができる点や、製造現場で培った専門知識や対応力を活かし、クライアント様と求職者様の双方のニーズに深く応えることで、企業と人材の成長を支援する存在でありたいと考えています。
志望度が高い場合は実績のある転職サービスの利用をし、志望理由・転職理由について確認することをおすすめします。
株式会社ジェイエイシーリクルートメント:面接難易度
株式会社ジェイエイシーリクルートメント(JACリクルートメント)への転職は、難易度が高いと言われています。これは同社が扱う顧客の多くがハイクラスや外資系企業であり、高度なマッチングスキルと業界理解が求められるためです。
面接では「一気通貫型」のスタイルで企業と候補者双方に対応できる対人スキルと、同社の企業理念「自由と規律」への理解が評価ポイントとなります。また、JACリクルートメントの社員はチーム全体で高い営業目標を担うため、目標達成意識やチームワークが重要視されます。
さらに、面接ではJACリクルートメント特有の質問がされることがあり、特に前職での実績やチーム貢献について具体的に語れる準備が必要です。入社後も激務が予想される一方、達成に応じたインセンティブや高い年収も期待できるため、業界でのキャリアアップを目指す人にとっては魅力的な環境です。
JACリクルートメントの面接基準は高く、ミドル層を対応できる安定感や論理的思考力、業界情報をキャッチアップする学習意欲、プロフェッショナル志向があるかなど複数の観点で面接が行われるため、対策が必須です。
JACリクルートメントが行なっている仕事の理解度や競合他社との違いなど、把握しておきましょう。
株式会社ジェイエイシーリクルートメントへ転職:面接対策
株式会社ジェイエイシーリクルートメントの面接対策として、主に以下のポイントを押さえておくと良いでしょう。
1. 自己紹介と経験の整理
面接では、まず自身の職務経験を簡潔に説明し、応募ポジションとの関連性を示しましょう。特に、JACリクルートメントは営業や人材業界での経験がない応募者も積極的に採用しているため、未経験であっても自身の実績や学んだスキルを具体的に伝えることで、職務適性をアピールできます。たとえば、サービスエンジニアや異業種で培った「問題解決力」や「対人スキル」など、同社の一気通貫型サービスに役立つ要素を強調すると良いです。
2. JACリクルートメントの企業理念や価値観の理解
JACリクルートメントの理念である「自由と規律」や「スピード」「誠実さ」を踏まえた回答が求められます。面接で「企業理念にどう共感するか」や「貴社で実現したいこと」を問われる可能性があるため、事前に理解を深め、過去の経験や自身の目標を踏まえてこの理念にどう貢献できるかを具体的に説明しましょう。たとえば、「柔軟に対応する姿勢」「成長意欲」「他者への貢献」に関する具体的なエピソードがあると説得力が増します。
3. 具体的な質問例と対策
一般的な質問が多いため、最低限以下は把握しておきましょう。
- 「なぜ人材業界を選んだのか?」
人材業界や転職支援の仕事に興味を持った理由を、これまでの経験と絡めて回答しましょう。 - 「過去の経験をどのように活かせるか?」
JACリクルートメントでは、企業と候補者の双方に対応する「一気通貫型」のサービス体制が特徴のため、対人スキルやクライアント対応の経験など、今後役立つスキルについて具体的に説明します。 - 「当社でどのように成長したいか?」
成長意欲の高い人材を求めているため、自身のキャリアビジョンや、JACリクルートメントで成長したい具体的な理由を伝えると良いでしょう。
4. 逆質問の準備
面接の最後に「逆質問」を求められることが多いため、JACリクルートメントでのキャリアパスやスキル向上のための制度など、具体的な質問を準備すると好印象です。「貴社で長期的に成長するために大切な要素は何か」など、成長意欲をアピールできる質問が効果的です。
事前にこれらのポイントを踏まえたシナリオを考え、回答の準備を整えることで、未経験でも自信を持ってアピールすることが可能です。
株式会社ジェイエイシーリクルートメントの面接においては”スーツ”を着用
株式会社ジェイエイシーリクルートメントの面接において、スーツの着用は基本的なマナーとされており、清潔感のあるきちんとした服装が求められます。特に、業界を代表するエージェントとして、プロフェッショナルな態度が重視される同社では、ビジネスカジュアルよりもスーツでの対応が無難です。選考の一部には厳しい評価が伴うため、第一印象を大切にする姿勢を示すことが好印象につながり、見送りを防ぐためにも適切な服装で臨むことが推奨されます。
面接内容に関してはスーツに加えて、企業理解や志望動機、自己PRも重要です。同社の中期経営計画や企業理念である「自由と規律」を理解した上で、面接に臨むことが有効とされています。
株式会社ジェイエイシーリクルートメント:一次面接のポイント
一次面接では、配属される部署の見極め、一定の活躍が見込めるかを判断されます。関東と関西で採用目線が違うのが特徴で、関西エリアの方が採用される人数が少なく、少数精鋭で仕事をしているため、関東よりも基準がやや高い印象です。
・自己紹介をお願いします (1分程度で終えられるようにしつつ、実績がある場合は伝えましょう) |
・なぜその高校、大学を選択したのか? ・なぜその学部を選んだのか? |
・なぜ1社目に今の企業を選んだのか? ・内定が数社ある中で何を軸で意思決定したのか? |
・営業スタイル、手法を教えてください |
・現在どんな軸で企業を選んでいるのか? ・内定を数社獲得したら何で意思決定しますか? (一貫性を意識しながら回答をしましょう。成長したいと伝えているのに「給与」と伝えるなどはNG) |
・転職理由を教えてください。 ・現職をやり切ったとのことだが本当にやり切ったと感じているか教えてください。 |
・志望動機を教えてください。 ・なぜ人材業界を志望しておりその中でなぜ弊社なのか? |
・入社してからの業務について教えてください ・仕事内容をどこまで理解しているか確認をさせていただく質問です。どのような業務イメージだとお考えですか? ・入社してからの業務について教えてください。 |
・一番成果を上げたのはいつですか?それはどのようにして成果を残されましたか? |
・どのような企業を応募されていますか? ・仮に今受けている企業から全て内定が出た場合、どのように選ぶのか (この質問では転職軸などを確認しているため、競合他社などを答えるのがベターです。全く関係がない業界や職種を志望する場合は回答を避けましょう。) |
株式会社ジェイエイシーリクルートメント:二次面接・最終面接のポイント
二次面接以降の面接では、配属によって面接の特徴がやや異なります。二次面接以降で確認される項目について簡単にまとめましたのでご確認ください。その上で一次面接でのFBをもとに面接の改善を行いましょう。
-日系製造業ディビジョン- 日系の機械・自動車・電機・電子・半導体メーカーに特化し、支援を行います。担当領域は様々で研究職から製造までモノ作りのほぼすべての工程に関する採用を行います。先行開発、要素技術、R&Dマーケなどを専門に行うポジションもあるため、品質管理、購買などモノづくりを支える仕事に対する知識が求められます。製造系の人材派遣や営業経験をされている方がメインで配属される部署になりますので、現職にて活かせる経験があれば伝えましょう。 |
-マニュファクチャリングディビジョン- 外資系の機械・自動車・電機・電子・半導体メーカーに特化し、支援を行う部署です。技術力採用、営業職、マーケティング職、生産管理職、海外分野に特化した事業立ち上げポジションなど多岐に渡る支援を行うのが特徴です。外資系は日系と比べるとより「英語力」や「スキルマッチ」を求める特徴があります。 カスタマーの対応力と業界職種への理解力が求められる領域で、外資系は結果を重視するため、高い学習意欲に加えて結果にコミットする熱意を伝えましょう。日系製造業ディビジョンと同時並行して採用を行われる可能性があります。 |
-エナジー&インフラストラクチャーディビジョン- 資源・エネルギー業界、プラントエンジニアリング・建設コンサルタント業界に特化し、支援を行う部署です。エンジニアリング・太陽光発電・環境業界エンジニアリング・太陽光発電・環境業界などでの支援になるため、職人気質な方や理系出身の方々を対応していくことになります。 カスタマーの対応力よりはカスタマーの職種理解力が求められる領域です。そのため、高い学習意欲や大学時代に専攻をしていた学問がアピールでればそのエピソードを用意しておきましょう。インフラ関係やエネルギー部門である、ここの部門長は若くても推進力ある人求めているため、そこも加えてアピールすると良いです。 |
-ITディビジョン- 日系・外資系の通信キャリア・SIer・ソフトウェア業界に特化し、支援を行い、情報システム部門を業界横断で支援する部署です。 社内情報システム開発・運用、業務経験者などが多い部署になり、ITエンジニア、セールス、社内SE、外資ITベンダー、日系ソフトウェアメーカー、通信事業者、通信機器メーカー、ネットワークインテグレーター等の通信・ネットワーク分野など専門性の高いポジション、候補者の支援を行います。 そのため、職種理解をするための学習意欲の高さなどを積極的に伝える必要があります。この領域は経験者でも難しい領域になるため採用目線が高いポジションです。このポジション経験後は事業会社のIT部門の採用人事としてのキャリアを積むことが可能です。 |
-ケミカルディビジョン- 日系・外資系の化学・素材メーカーや、化学商社に特化し、支援を行っています。化学メーカーでキャリアを積んだ方々が多い部署です。理系出身の方々をクライアントや顧客として対応するため論理的思考力の高さや端的さ、分かりやすく伝える力などが求められます。 営業職から専門技術職の方々の転職をサポートするため、高い学習意欲や大学時代に専攻をしていた学問がアピールでればそのエピソードを用意しておきましょう。 |
-コンサルティングディビジョン- コンサルティングファーム・監査法人・シンクタンクに特化し、支援を行う部署です。 このポジションの採用ハードルは高く、コンサルティング経験者を担当することになります。高学歴でプライドの高い方も多い分野ですので、顧客対応の安定感をみられます。コンサルティング経験者は、事業会社の事業企画や経営企画などへの転職者が多い、この部署であまりコンサルティング会社出身者はそれほど多いわけではありません。 事業や組織開発経験者、マネジメント経験者、金融業界出身者の方が配属されることが多い部署印象です。支援領域は、財務会計コンサルティング・金融系コンサルティング・戦略コンサルティングなどになるため、親和性が高い経験を伝えて頂くことが大切です。 |
-金融ディビジョン- 銀行・投資銀行・ファンド・証券・保険・不動産金融などの業界に特化し、支援を行う部署です。大手銀行から外資系金融機関、コンサルティングファームなど幅広く担当するため、金融業界出身者や投資用不動産経験者が配属されやすい部署になります。 一定の学歴と論理的思考力の高さ、専門的な知識を素早くキャッチアップができる学習意欲の高さが求められるポジションになります。結論ファーストで話をすることを心がけ、学習意欲の高さをアピールすることが大切になります。 |
-Webディビジョン- インターネット・EC・プラットフォーム・デジタルマーケティング・ゲームなどの業界に特化し、支援を行う部署にです。他の部署と比べるとスピード感がある部署になるため、若いメンバーや明るく元気なメンバーが多い印象です。 Webコンサルティング・Web広告代理店・Webメディアなどの経験者が多く在籍しています。大手企業~ベンチャー企業まで幅広い企業の中途採用の支援を行います。基本的にWeb業界の経験者が配属される部署になるため、Web業界からなぜ人材紹介へ転職をしたいのか。 Web業界の人材支援が初めてであれば、業界知識を素早くキャッチアップができるか。ITリテラシーが高いかなどのデジタルな側面を二次面接では確認されますので、しっかりと準備が必要です。 |
-医療機器&ライフサイエンスディビジョン- 日系・外資系の医療機器メーカーや、理化学機器・分析機器などのライフサイエンス業界に特化した支援を行う部署です。ファーマスーティカルディビジョンと並行して採用をされるケースがあります。 ヘルスケア業界を担当するため、医療機器メーカー・MS(医薬品卸販売担当者)出身など親和性が高い経験がある方はこのポジションを検討される傾向があります。「信頼関係構築」と「数値達成」この2つが大切になるポジションですので、活かせるエピソードを用意しておきましょう。 |
-ファーマスーティカルディビジョン- 医薬品メーカー・バイオベンチャー・CRO・SMOなどの業界に特化した支援を行う部署です。製薬・バイオ・医療機器企業への転職支援を行うことから医療業界経験者やMR出身の方が多く在籍しています。他の部署と比べると落ち着いた方々多い印象です。医療業界やMRの仕事は少し特殊で、医療従事者との信頼関係が全てになります。 そのため、数値達成を求めるこのポジションでも成果を残すことができるか?御用聞き営業になっていないか?を選考では確認される傾向にあります。医療業界への興味関心や社会的意義なども含めてアピールしましょう。 |
-コンシューマグッズディビジョン- 食品・飲料・化粧品などのFMCGや、ファッション・アパレル業界に特化し、支援を行う部署です。ファッション・スポーツなどの領域を担当しますが、法人営業もしくは接客販売(マネジメント経験)が必須になります。アパレル業界の人材紹介・派遣経験がある方がより専門的かつ高いレベルの業務に挑戦をしたい方が多いポジションになります。 扱う案件は「販売職」ではなく、アパレルやスポーツ業界で活躍されている商品企画や設計者、マーケターなど多岐にわたります。こういった方々を支援するため、基本的にはアパレル・スポーツ商品の法人営業経験が求められます。 |
-サービスディビジョン- 人材・教育、広告、商社・物流、不動産・建築、小売・流通などの業界に特化し、支援を行う部署です。 他の部署と比べて支援する領域が広いのが特徴です。そのため、配属される方のバックグランドも様々です。サービスディビジョンでの支援は多種多様なため、幅広い業界知識や安定感のある顧客対応が求められます。 技術職ほどの専門的知識は必要がありませんが、顧客理解をするための学習意欲や数字達成意欲は伝える必要があります。 |
-アカウンティング&ファイナンス(経理、財務、人事、研修、法務など)- 経理・財務を中心に、人事・法務・総務・経営企画・事業企画などの管理部門に特化し、支援を行う部署です。 この部署では主にバックオフィスと呼ばれる方々の支援になります。 管理部門の採用は営業職と比べると採用人数は少なく、かつ経営課題を解決するためのマッチングが求められる難しい支援になります。 経理、財務、人事の経験者が多いですが、法律系・会計系資格試験予備校で弁護士や公認会計士本試験対策の指導をされていた方、広告系人材紹介会社の経験者などが在籍しています。 バックオフィス支援を強く希望する場合は、経験があれば原体験をベースにエピソードを作り、バックオフィス未経験の中でこの領域の支援を希望する場合は、その理由に納得感を持たせることが大切になります。 管理部門は最終的なマッチングは、経営者との相性も正直なところ関係してきます。安心してこの人に任せられるか、人格や信頼、感性、相性といった抽象度が高い支援になりますので、管理部門の支援に強みがあるMS-Japanとの違いや比較は最低限できるようになっておくことが大切です。 |
-エグゼクティブ(上級管理職人材)- CEO、COO、CFO、CIO、役員、部長職などの経営幹部・エグゼクティブ層に対する支援を行う部署です。 案件は、製造業界が多いとのことですが、様々な業界の経営幹部・エグゼクティブ層の支援を行うポジションになります。 10年以上の人材ビジネス経験が多数いるため、基本的にはハイクラスの転職支援の経験がある30代以降が配属される印象です。東京都内に限らず関東・関西、日系の海外進出支援・外資グローバル案件などもあるそうです。 このポジションは、人材紹介未経験者が配属されることはほぼありませんが、もし打診がある場合はキャリアとしては幅が広がるため、おすすめです。 エグゼクティブ層の支援は、求人媒体には掲載ができない「非公開求人」を多く扱うことになります。経営改革案件や、公にできない海外進出支援などの案件などを担当することができることから、企業の最先端を採用という切り口でサポートができるのは面白さがあると思います。 面接では、シニア層の対応ができるか、CxO案件、上場社外取締役まで、あらゆるハイクラスポジションの支援ができるかなどを会話の中で判断されます。一定の「年齢」も必要になってきますが、幹部クラスを支援できるだけの情報量や経験があれば、問題なくパスできるでしょう。 |
最終面接では、部長や役員が出てきます。このフェーズは「内定」が出たら入社できるか問われます。そのため、他社選考との差分や意欲をしっかり伝えることがポイントになりますので準備をしましょう。
・フットワーク(行動力)、ロジカルさがあるか |
・新規開拓だけではなく、既存顧客の対応も出来るか(長期的に関係性を築けるか) |
・他責にせず、「できない」ではなく、「どうしたらできるか」を考えることができるか |
・誠実に顧客と向き合っているか? |
・自分の思いやビジョンを語れるか? |
・逆質問が少なくないか(3〜5ほど準備できているか) |
上記は最低限、確認をしておきましょう。
株式会社ジェイエイシーリクルートメント:入社後のキャリア
ジェイエイシーリクルートメントでは、コンサルタントからスタートし、一定の経験と成果を積むと「マネージャー」や「プリンシパルコンサルタント」といった役職に昇進する機会があり、担当するマーケットの戦略立案やチームメンバーの指導など、リーダーシップが求められるポジションへと進むことができます。さらに「シニアマネージャー」や「シニアプリンシパル」といった上位職では、組織横断的なプロジェクトや新しい事業領域の開拓にも携わり、JACリクルートメント内外で高い影響力を持つことが期待されます。上位職の年収は1000万円を簡単に越えます。
同社は教育支援制度や成長サポートが充実しており、OJTや業界特化のトレーニングを通じて、新しい知識やスキルを習得する機会も豊富に用意されています。フレックス制度や育児支援も整備されており、キャリアとプライベートの両立を支援する環境が整っています。
いかがでしたでしょうか。
株式会社ジェイエイシーリクルートメントへの転職について、この記事が少しでも皆様の参考になれば幸いです。転職は一大決心であり、キャリアの重要な分岐点でもありますが、JACリクルートメントが求める「自由と規律」を備え、対人スキルや自己成長を重視する方にとっては、大きな成長の場となるでしょう。ぜひ自身の経験や志望動機を整理し、面接での自己アピールに自信を持って臨んでください。
皆様が理想とするキャリアを実現し、充実した未来へとつながることを心より願っています。
株式会社ジェイエイシーリクルートメントの面接:実際にあった過去の見送り事例
ここから過去、実際にあった事例を掲載します。非公開情報となりますので、購入者のみ閲覧可能となります。購入後も情報の取り扱いにご注意ください。