【未経験からコンサルディングファームへの転職】面接対策・気になる年収・転職難易度ポイントと対策方法について解説
この記事では、元転職エージェントとしての転職支援実績を活かし、コンサルティングファーム業界への転職についてお伝えしたいと思います。
過去支援させていただいた方は、
- マッキンゼー・アンド・カンパニー
- ボストン コンサルティング グループ
- ベイン・アンド・カンパニー
- A.T. カーニー
- デロイトトーマツコンサルティング
- アクセンチュア
- PwCコンサルティング
- アビームコンサルティング
- 船井総合研究所
- タナベ経営
- リブ・コンサルティング
- ベイカレント・コンサルティング
- 山田ビジネスコンサルティングといった支援です。
採用状況によっては、転職エージェントを利用していない企業や「未経験不可」のポジションがあります。
まず、未経験からコンサルティングファームへ転職する際に大切になるのが以下の点です。
- 4大卒、短期離職がなく、社会人経験3年以上(1年未満の短期離職がある場合は書類選考がNGな企業もございます)※例外あり
- コンサルティング会社で求められている経験があるか(接点・親和性)
- コンサルティングファーム毎の違いや志望度、熱量の高いか
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コンサルティングファームは学歴を一定重視する
ファームによって重視する学歴レベルは様々ですが、特に外資系や戦略系のコンサルファームは学歴を重視する傾向にあります。
ファームが求める「高学歴」の基準は、海外有名大学をはじめ、国内であれば以下の大学がメインターゲットになります。
- 東京大学
- 京都大学
- 一橋大学
- 東京工業大学、旧帝大(北海道、東北、名古屋、大阪、九州)
- 慶應義塾大学
- 早稲田大学
- GMARCH以上
※ここに挙げていない大学がNGということではありません。あくまでもメインとしてターゲットになることが多い大学です。
ファームの募集要項には、「4年制大学卒業」程度の学歴要件しか書いていないことがほとんどですが、エージェント側に公開されている裏側の情報では、上記のような基準があります。
外資系ファームの場合は「基準となる学歴」も高いため、学歴を超えるような経験スキルが必要になります。
コンサルティングファームへの転職に強いエージェントを利用することで、「学歴は少し足りないが、事業内容との親和性や入社したらこういった強みを発揮できるので、一度お会いいただけないか。」といった交渉が可能となります。
転職エージェントは約2万5,000社以上あるため、コンサルティングファームへの転職に強みがあるサービスを利用してください。
未経験者は何歳までにコンサルティングファームに転職するべき?
未経験でコンサルティング企業に転職する場合、28歳前後までというのが一般的な目安です。
28歳を超えるとコンサルティングファーム内の組織ではマネージャーが増えてくることから未経験を採用するメリットが少なくなります。
一方で、親和性がある経験スキルがあれば、年齢は関係なく、自社での活躍が期待できる経験や知識がある人なら、積極的に受け入れていきたいというスタンスを持つ企業がほとんどです。
採用選考においては、個々の持つ専門性、過去の実績や経験が重視されます。
コンサルタントとしての経験はなくとも、自社(コンサルティング会社)が注力しているプロジェクトの分野に精通している場合は内定を掴みやすい傾向があります。
とはいえ、未経験の転職の場合は早めのキャリア形成と活動が重要です。
5つのコンサルタイプと仕事内容
次に大切になるのが、コンサルティング業界についての知見を高めることです。
カテゴリーごとにコンサルティングの手法や組織体制も異なるため、自分がどのような仕事をやりたいかを明確にし、各カテゴリの特徴をつかんでから転職活動に臨むことが大切です。
戦略系ファーム
戦略系ファームでは、企業の全社戦略や、M&Aにおける事業統合のサポートなど、企業経営のトップレベルにおける問題解決を図っています。
通常は、少人数からなるチーム制でコンサルティングにあたります。
論理的思考力や表現力が厳しく問われるため、入社は「狭き門」となっています。
代表的な企業は、アクセンチュア(戦略グループ) 、アーサー・ディ・リトル、A.T. カーニー、ベイン・アンド・カンパニー、ボストン コンサルティング グループ、マッキンゼー・アンド・カンパニー、ローランド・ベルガー、などです。
旧会計事務所系ファーム
旧会計事務所系ファームでは、IT分野を中心としたシステム導入から、経営戦略、人事戦略、財務、M&A など幅広い分野に対応できる人材を抱え、多岐にわたるコンサルティングを行うのが特徴です。
そのため「総合系」とも呼ばれます。
1つのプロジェクトに対しても、戦略系ファームの場合は、4名前後のチームで構成されることが比較的多いですが、会計系ファームの場合は、10名規模のプロジェクトも存在します。
また、会計系ファームの場合は、戦略ファーム以上に業界ごとの配属が明確に早いため、より高い専門性を身につけることができます。
IT系
IT系には、2種類あります。まず、SIer系と呼ばれるファームでは、もともとシステム構築を業務としていましたが、システムそのもののコンサルティングに加え、その前段階のビジネスコンサルまで手掛けるようになりました。
また、ベンダー系と呼ばれるファームでは、ERPなど基幹業務ソフトの導入とそれに伴う知識提供まで手掛けており、これらの企業も広義のコンサルに含まれます。
- IT戦略を立案し、プロジェクトを編成する。
- 戦略的にプロジェクトをデザインし、徹底的に品質を高める。
- 自社のノウハウやリソースを活用し、高度なプロジェクト管理を行う。
- 期間中の経営判断が迅速に行えるよう、顧客に伴走し意思決定を支援する。
- プロジェクトの課題となる業務側の要件を整理し、解決に向けたコンサルティングを行う。
「IT」「業務」「業界」それぞれの道を極める幅広いキャリアの選択肢があります。スペシャリスト志向(技術/専門業務を磨く)、ゼネラリスト志向(マネジメント力)、どちらの方にもマッチしたポジションと役割があります。
代表的な企業だと、スカイライトコンサルティング、フューチャーアーキテクト、ウルシステムズ、ベイカレント・コンサルティング、マネジメントソリューションズなどです。
日系、総合研究所
日系および総合研究所について、日系と呼ばれるのは、企業研修などを手掛け、ひとりのコンサルタントがコーチ式に複数の企業にアドバイスをするという形式をとっています。
また、総合研究所は、一般的に 「シンクタンク」と呼ばれるものです。ここでは、シンクタンク業務のみならず、コンサルティングや企業改革なども手掛けています。
専門系
専門系ファームは、人事コンサルやブランド戦略、企業再生など、特定の領域に特化したコンサルティングを行う企業です。
なお、コンサルへの転職で気になる点のひとつといえば、報酬の高さかもしれません。いずれも他業界と比べて高報酬が望めます。
コンサルティングファームのKPIは?
コンサルティングファームにおいて、KPI(Key Performance Indicator)は以下のようなものが挙げられます。
売上高
コンサルティングファームにとって、売上高は最も重要なKPIの一つです。売上高は、クライアントからの受注金額や、実績に応じた報酬などによって算出されます。コンサルティングファームは、売上高を増やすことに注力し、新規クライアント獲得や既存クライアントの拡大、サービスの多様化などを行います。
利益率
売上高だけでなく、利益率も重要なKPIの一つです。コンサルティングファームは、効率的なプロジェクト運営やコスト削減などによって利益率を向上させ、企業価値を高めます。
顧客満足度
顧客満足度は、クライアントからの評価やフィードバックによって測定されます。コンサルティングファームは、クライアントとの信頼関係を築き、クライアントのニーズに合わせた高品質のサービスを提供することで、顧客満足度を向上させます。
社員満足度
社員満足度は、コンサルタントのモチベーションやパフォーマンスに直結するKPIです。コンサルティングファームは、社員のキャリアアップや成長を支援することで、社員満足度を向上させます。
新規事業開発
コンサルティングファームは、自社のサービスやビジネスモデルを常に改善し、新しい事業領域に挑戦することで、競争力を維持・向上させます。新規事業開発は、将来的な成長のためにも重要なKPIの一つです。
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コンサルティングファームのビジネスモデル
コンサルティングファームのビジネスモデルは、以下のような特徴があります。
プロフェッショナルサービスの提供
コンサルティングファームは、企業や政府機関などのクライアントに対して、ビジネス戦略、業務改善、ITシステムの導入、マーケティング戦略など、様々なプロフェッショナルサービスを提供します。
プロジェクトベースの契約形態
コンサルティングファームは、プロジェクトベースの契約形態を取ります。
つまり、クライアントとの契約は、ある特定のプロジェクトに対してのみ締結され、プロジェクトが終了すると契約は終了します。
このため、コンサルティングファームは、常に新規プロジェクトの受注に注力する必要があります。
成果報酬の導入
一部のコンサルティングファームでは、成果報酬の導入も行われています。
つまり、クライアントがコンサルティングファームに支払う報酬は、プロジェクトの成果に応じて変動することがあります。
成果報酬は、クライアント企業がコンサルティングファームに期待する成果を高め、コンサルティングファームのモチベーションを高めることが狙いです。
プロジェクトチームの編成
コンサルティングファームは、プロジェクト毎にチームを編成し、クライアントとのコミュニケーションやプロジェクト運営を行います。
チームの編成は、クライアントのニーズやプロジェクトの規模、業務内容などに応じて決定されます。
複数のサービスラインの提供
一部のコンサルティングファームでは、ビジネス戦略、ITコンサルティング、法務、税務、人事労務など、複数のサービスラインを提供しています。
これにより、クライアントの多様なニーズに対応し、収益の多角化を図っています。
コンサルティングファームがクライアントから受注する売上の金額は、プロジェクトの規模や内容、地域や業種によって異なります。一般的には、数百万円から数億円規模のプロジェクトが多いとされています。
具体的には、例えば戦略コンサルティングの場合、大手企業であれば数千万円から数億円規模のプロジェクトが多いとされています。
また、ITコンサルティングの場合は、数百万円から数千万円規模のプロジェクトが多いとされています。
ただし、売上金額だけではなく、プロジェクトの期間や実績に応じた報酬や成功報酬、または後払いの契約など、契約形態によって報酬が変動することがあります。
さらに、コンサルティングファームは、売上金額だけでなく、顧客満足度やプロジェクトの品質、コスト削減などの成果に基づいて評価されることがあります。
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コンサルティングファーム未経験の難易度
求められる経験・スキルの事例を記載しますので、参考にしてみてください。
未経験でもコンサルティングファームへの転職は可能ですが、領域によって難易度は変わります。
場合によっては、有名なファームをいきなり目指すのではなく、今の経験をそのまま評価してくれるファームへ転職をするのも1つです。
有名なコンサルファーム出身者が設立した独立系ファームも非常に増えているため、組織規模に関わらず、まずは「コンサルティング業務」を経験することが転職市場では重要になります。
戦略系ファーム
■必須になりやすい条件
・コンサルティングファーム・シンクタンク・SIerでの、関連テーマにおけるプロジェクト経験者
・事業会社での企画業務経験者(経営企画/事業企画等)
・コンサルティング会社でのビジネスコンサル(戦略/M&A)経験者
・コンサルティング会社での業務/ITコンサル経験者
・事業会社での経営企画、事業企画の経験
・事業会社での新規事業・新商品立上げ等の経験者
・会計事務所(特にFAS)、投資銀行/ファンド等での経験者
■歓迎要件
・英語(ビジネスレベル)
※語学力があれば、グローバルプロジェクトへの参画等キャリアの可能性が広がります
旧会計事務所系ファーム
旧会計事務所系ファームでは、IT分野を中心としたシステム導入から、経営戦略、人事戦略、財務、M&A など幅広い分野に対応できる人材を抱え、多岐にわたるコンサルティングを行うのが特徴です。そのため「総合系」とも呼ばれます。
IT系
<アプリ開発系>
■必須になりやすい条件
・システム開発経験者
・インフラ設計、構築開発経験者
■歓迎条件
・プロジェクトマネジメント経験者
・ITコンサルティング経験者
<業務改善>
■必須条件
・顧客管理、営業支援系システムの開発経験
・CRMパッケージの導入経験、もしくは開発経験
※SAP CRM、Siebel、Salesforce.com、MS Dynamics、SAS等の経験者歓迎
■歓迎条件:
・コンサルティング経験
日系、総合研究所
■必須要件
・総合デベロッパーでの開発プロジェクトの企画、管理業務経験
・自治体の都市整備・地域開発の計画・開発業務経験
・街づくり・都市開発プロジェクトのコンサルティング業務経験
・国内外のスマートシティプロジェクトに関する経験
■歓迎要件
・企業や官公庁において、デジタル・イノベーション、DXを推進した経験
・ICTを活用したビジネス・サービスの企画・開発の経験
・データアナリティクスの素養
専門系
■必要スキル
・大手企業での経営企画業務経験のある方
・金融機関や投資ファンドでのコーポレートファイナンス業務経験のある方
・銀行・証券・保険業界経験者(IT、企画などミドル関連部署)
・証券アナリスト(セル、バイ問わず。※証券アナリスト資格保有のみはNG)
・リスクマネジメント業務経験
・デジタル分析などの業務経験
・経営コンサルティング業務経験のある方尚可
・弁護士、R&D、IT等のエキスパート歓迎
コンサルティングファームの職務概要・自己PRポイント
ファームへの転職では、以下ポイントになりますので参考にしてください。
- 職務経歴書に「成果をイメージできる実績」を記載すること
- 知識・スキルを記載する
- コアスキルは分かりやすく記載をする
成果がイメージできる「実績」を記載する
コンサルティングファームの営業活動は、マネージャー以上のコンサルティングスキルの高い人材が中心に行うようになっています。一般的な事業会社が行うような、若手が足で稼ぐといった営業のイメージとは全く違います。
しかし、案件獲得を若手が行うケースも珍しくないため、転職後早期に活躍ができるかを面接・書類の記載で確認をします。
そのため、それらを明確に記載することで、担当できる業務やスキルの高さを採用担当者に伝えられます。
素養が求められる求人に応募する場合は特に「実績」をアピールすることが有効です。
求められる知識やスキルは企業によって異なるので、求人情報に目を通した上でマッチしそうな「実績」を記載し、能力の高さをアピールしましょう。
記載例)
・年間売上実績〇〇万円(年間売上目標〇〇万円 達成率:〇〇%)10名中2位の実績
・成約件数実績●件(年間成約目標●件 達成率:〇〇%)全社平均成約数▲件
職務経験のレベル感が伝わる「知識・スキル」を記載する
コンサルティングファームでは、プロジェクト単位で仕事をすることが一般的なため、これまで参加してきたプロジェクトを記載するようにしてください。
プロジェクトの経験がない場合は、「実績のみ」で問題ありません。
コンペなどを行う営業職の場合は、作成した資料を職務経歴書に「スクショ」のような形で貼り付けても問題ありません。
応募先企業が必要としている人材の情報を募集要件などでチェックし、それにマッチする「知識」、「スキル」をアピールしましょう。
ITコンサルティングや開発系ポジションの場合は、「開発環境」を明記してください。
【例】
・OS:Windows,Red hat(●●年以上)
・DB:Oracle, STEP(●●年以上)
・開発言語:Java, .NET, XSLT(●●年以上)
経験の豊富さに直結する「経験期間」を記載する
経験の豊富さを伝えるために「営業職○年」「ITコンサルティング業務○年」などのように「期間」についても記載しましょう。
勤続年数が1~2年と短く、経験が浅い場合には、転職後に活かせる知識やスキルを中心にまとめることが大切です。
その上で、転職に向けて現在取り組んでいることなどの情報を盛り込み、採用担当者に将来性を感じてもらえる内容に仕上げましょう。
コアスキル(活かせる経験・知識・技術)
- Webアプリケーションの開発(PG3年間、ブリッジSE8年間)
- 法人営業経験(新規開拓:既存開拓=8:2)5年以上
- プロジェクト管理経験 3年以上
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コンサルティングファームへの転職はエージェント利用が必須
コンサルティングファームは優秀な人材を求めている傾向が強く、応募の段階で求めているラインに達しているかどうかを厳しくジャッジされます。
大手リクルートキャリアやdodaエージェントを利用されている方が多いかと思いますが、コンサルティングファームへの転職に特化型したサービス、エージェントをご紹介します。
コンサルティング業界専門の転職エージェントであれば、これまでの経歴や将来のキャリアプランなどから最適なコンサルティングファームの紹介や豊富な支援実績から選考フローで重視されているポイントなどのサポート体制が充実しています。
特化型の転職エージェントを利用していない場合は、無料登録からスタートできるため検討をおすすめします。
大手エージェントは求人数が多い魅力がありますが、一方で担当するアドバイザーによって受けられるサービスや通過率は変わってきます。
コンサルティングファームへの転職は、ケース面接があるため、特化型のエージェントの利用はおすすめです。
コンサルティングファームに特化したサービスの紹介
元転職エージェントとして、コンサルティングファームへの転職に役立つエージェントを以下2つの観点でピックアップしました。
- 求人が多いか
- サポートは手厚いか
- 内定実績があり、特定の企業や対策に強みがあるか
コンサルティングファーム企業は、面接の回数が多い傾向があります。業界や企業ごとに面接内容、見られる点が異なるため、希望する会社に合わせた面接対策をおこなう必要があります。
コンサルティングファームへの転職は「アクシスコンサルティング」がおすすめ
アクシスコンサルティングは、コンサルティングファームに特化した転職エージェントです。
アクシスコンサルティングは、BIG4(デロイト、PwC、KPMG、EY)やアクセンチュアなど総合系コンサルティングファームの転職に強いエージェントです。
業界の実績が多いことからBIG4やアクセンチュアの独自求人も多数保有しています。
なぜアクシスコンサルティングがオススメなのか
コンサルティング業界に精通したスタッフが対応するので、「コンサル未経験者であれば、どのような経験スキルが転職先で活かせるか」「経験者であれば、よりニーズに合った転職の紹介」などしっかり転職先に伝えることができます。
コンサルティング業界出身者が多いということは、仕事内容や企業への「見せ方」も熟知しているということ。
転職エージェントとして多くのエージェントを熟知していますが、コンサルティング業界出身に特化し、かつ「あなたがなぜ活躍できるのか」までしっかりと企業に提案できるのは、大手エージェントと比べると強みといえます。
もちろん、大手エージェントにもコンサルティング業界出身の方はおりますが、しっかりサポートができる専門エージェントは少ないと思います。
元転職エージェントとして関わりがあるのですが、非常に優秀な方が多く働かれている印象です。
◆登録がお勧めの方◆
・エンジニアなどのIT系人材
・現役コンサルタント
・その他経営企画、事業企画、財務、会計士、金融系など経験がある方
◆ポイント◆
・ファーム毎の面接・選考対策を受けることができる
・パイプがあるため、書類審査や面接前後に候補者を推薦できる
・高年収
・一部事業会社への支援も可能
・対応エリアは関東圏・関西圏
代表的なコンサルティングファーム企業
コンサルティングファームへの転職を検討するのであれば、以下企業は押さえておくことをおすすめします。
- マッキンゼー・アンド・カンパニー(McKinsey & Company)
- ボストン・コンサルティング・グループ(Boston Consulting Group, BCG)
- ベイン・アンド・カンパニー(Bain & Company)
- アクセンチュア(Accenture)
- デロイト トウシュ トーマツ コンサルティング株式会社(Deloitte Tohmatsu Consulting LLC)
- PwCコンサルティング株式会社(PwC Consulting LLC)
- KPMGコンサルティング株式会社(KPMG Consulting LLC)
- オリバー・ワイマン(Oliver Wyman)
- ローランド・ベルガー(Roland Berger)
なお、これらの企業はグローバルに展開しており、各地域での知名度や評価は異なる場合があります。また、近年は新興コンサルティングファームの台頭もあり、市場競争も激化しています。
転職エージェントサービスを利用するメリット
企業のホームページを確認する必要がない
転職サイトでは、求人企業の求人を一覧で確認することができます。
一件一件、企業のホームページに求人があるかを確認することに比べると大幅に労力を削ることができます。転職サイトでは、他の求人と比較しやすいのがメリットです。
労働時間や給与水準などを見比べやすいので、自分に合った求人を選ぶことができます。
条件の絞り込みをすれば、自分に合った条件の求人のみを抽出することもできます。
一方で、転職サイトに掲載されている表面的な情報だけでは、企業の内情を詳しく知ることはできません。
面接に行く以外判断が難しいと思いますので、その場合は転職エージェントの活用が良いでしょう。
転職エージェントでは、自分の希望や経歴・スキルに合った求人紹介が可能です。
その結果、自分では思いもつかなかったような好条件の求人に出会える可能性もあります。
担当者があなたの強みを採用担当者へ推してくれる
転職エージェントを利用すると、キャリアアドバイザーと呼ばれる担当者がつきます。
転職の日程調整、面接対策や書類添削のサポートを行います。
優秀なエージェントを味方につけることができれば、エントリーをした後に、応募条件に足りないスキル経験があったとしても内面や「なぜ応募したのか」企業の採用ニーズに合わせたアピールを採用担当に行います。
直接応募、転職媒体で書類審査で不採用になってしまうケースも、キャリアアドバイザーのサポートで面接まで漕ぎつけることができる可能性があります。
私も転職エージェントを行なっていた時に「書類のお見送り」をひっくり返し、面接までに進んで内定のケースがあります。
ただ、これは企業の採用担当との関係性にもよるため、全ての方に対応ができるわけではありません。
履歴書や職務経歴書を添削してもらえる
転職活動では履歴書や職務経歴書が非常に大切です。転職は即戦力採用となるため、新卒の就職活動より厳選します。
そのため、履歴書や職務経歴書が魅力的ではなければその時点で落とされてしまいます。書類審査は、第一関門ともいえます。
転職サイトで経験豊富なキャリアアドバイザーのサポートを受けることで、企業ごとに合わせた内容、どのような内容を記載すれば良いか、どうすれば会ってみたいと思ってもらえるかなどアドバイスをしてもらえるのはメリットです。
面接の練習をしてもらえる
転職エージェントを活用することで、面接の練習を行います。
書類審査に通ったのにも関わらず、面接で上手く話せずに落とされてしまうのは、もったいないといえます。
面接のお見送りで多いのは、圧倒的な練習不足です。結論から話をすることができない場合や会社のビジネスモデルや事業内容を把握せずに望む、準備不足でのお見送りが挙げられます。
新卒時の就職活動よりもシビアに見られるので、きちんと練習して臨むべきといえるでしょう。
コンサルティングファーム特化:アクシスコンサルティング
約5000名の現役コンサルタント・20,000名の転職志望支援で得たノウハウも提供中【アクシスコンサルティング】
アクシスコンサルティングは、コンサルティングファームに特化した転職エージェントです。アクシスコンサルティングは、BIG4(デロイト、PwC、KPMG、EY)やアクセンチュアなど総合系コンサルティングファームの転職に強いエージェントです。
業界の実績が多いことからBIG4やアクセンチュアの独自求人も多数保有しています。
コンサル業界各社とのパイプがあり、業界に特しているため今回ご紹介させていただきました。
元転職エージェントとして関わりがあるのですが、非常に優秀な方が多く働かれている印象です。
◆登録がお勧めの方◆
・エンジニアなどのIT系人材
・現役コンサルタント
・その他経営企画、事業企画、財務、会計士、金融系など経験がある方
◆ポイント◆
・ファーム毎の面接・選考対策を受けることができる
・パイプがあるため、書類審査や面接前後に候補者を推薦できる
・高年収
・一部事業会社への支援も可能
・対応エリアは関東圏・関西圏
現役コンサルタントの転職支援数、No1!【アクシスコンサルティング】
株式会社コトラ
コトラは、金融、コンサル、IT、製造業などのミドル層からエグゼクティブ層の支援に強みがあります。
特に金融系のファームに強く、銀行や証券、ファンド、不動産金融などの金融スペシャリスト、製造業の各業界のハイクラス層、戦略コンサルや財務アドバイザリーのコンサルタント、メーカー等事業会社の経営職や管理系のポジションなど、2000社以上の中から、支援をされています。
【転職サポートの一例】
・監査法人での財務DD→バイアウトファンドの投資プロフェッショナル(30代、男性)
・不動産ファンドでの不動産鑑定・評価→レンダーでの不動産鑑定・評価(30代、男性)
・FASでの財務DD→大手総合商社の海外子会社経営企画(30代、男性)
・銀行での不良債権投資→FASでの企業再生コンサルティング(30代、男性)
・外資系コンサル→ブティック型財務アドバイザリー(20代、男性)
丁寧かつスピード感が定評なエージェントといえます。
あまり聞いたことがない転職エージェントだとは思いますが、実は知る人ぞ知る転職エージェントです。元転職エージェントとしておすすめしたい点としていくつかポイントがありますので、お伝えします。
株式会社アサイン
アサインは、20代〜30代の若手優秀層への支援に強みがあり、コンサルティングファーム出身が多く在籍しています。バックグランドを活かし、戦略からITまで幅広くコンサルティング業界への転職をされています。
支援の特徴として、「目指す姿から逆算し、キャリアの方向性を考える」ことを意識されておられ、アサイン社では、初回の面談で案件のご紹介は行いません。
まずは現職での経験や課題感、目指したい将来像を確認し、次の会社で得るべきスキルや環境を棚卸しをしています。
そのうえで、キャリアプランをご提案し、ご納得いただいた上ではじめて案件を選定し紹介しているのが特徴です。
また、年収700万円以上の案件を扱うビズリーチが主催する「Bizreach コンサルティング部門 2020 MVP受賞」もされています。
コンサルティングファーム経験者が多く在籍していますので、対策にも定評があります。
独自の審査基準に基づき業務提携
ユーザーの方に高品質なサービスを届けるため、精通した転職サービスを掲載しております。
- 特定の業界/職種への支援に精通し、支援実績などのエビデンスの提出が可能なサービスかどうか
- サービスの利用、サービスを運営する企業へ直接訪問等を行い、ユーザーにとって良いサービスを提供できるかどうか
- 転職支援のプロからみても、サービスに定評があるか など
独自基準をクリアした”転職サービス”を掲載していますので、よろしければご活用ください。