【婚約指輪と結婚指輪って何が違うの?】意味は?価格は?徹底比較で解説!
婚約指輪と結婚指輪の意味の違いとは?
婚約指輪と結婚指輪は、どちらも愛を確認するためのリングですが、意味や役割には違いがあります。
婚約指輪(こんやくゆびわ)
婚約指輪は、プロポーズの際に贈られるリングで、お互いの約束や愛を誓うための象徴として用いられます。
婚約指輪は、通常はダイヤモンドをはじめとする宝石が付いたリングで、女性が指にはめて着用することが一般的です。
婚約指輪は、婚約期間中は女性が身に着け、結婚式の日には指輪を左手の薬指から左手の薬指に移動することが一般的です。
結婚指輪(けっこんゆびわ)
結婚指輪は、結婚式の際に交換されるリングで、お互いの愛情と結婚を誓い合うための象徴として用いられます。
結婚指輪は、シンプルなデザインのものが多く、宝石が付いたリングよりも、素材やデザインによる個性が重視されます。
結婚指輪は、婚約指輪と異なり、男性も女性も両方が着用します。
それぞれの指輪には、特別な意味が込められており、カップルの愛をより深く、より永遠にするための大切な役割を果たしています。
婚約指輪・結婚指輪の価格相場は?
婚約指輪や結婚指輪の価格は、素材やデザイン、宝石の有無などによって大きく異なります。以下に、一般的な価格相場をいくつか挙げてみます。
【婚約指輪の価格相場】
- シンプルなデザインのもの:数万円から数十万円程度
- 宝石を使用したもの:数十万円から数百万円程度
- ダイヤモンドを使用したもの:数十万円から数百万円程度
- 有名ブランドのもの:数百万円以上
少し前までは「給料の3カ月分」というイメージが強かった婚約指輪ですが、ゼクシィの調査によると価格のボリュームゾーンは20万~40万円と、現代の相場は「給料の1カ月分」ほどです。
【結婚指輪の価格相場】
- シンプルなデザインのもの:数万円から数十万円程度
- 宝石を使用したもの:数十万円から数百万円程度
- 結婚指輪セット(男性用・女性用):数十万円から数百万円程度
結婚指輪はシンプルなデザインが好まれていることから、購入価格のボリュームゾーンは20万~25万円未満。
夫婦別の平均価格を見ると、夫側は12万円、妻側は14万2000円。妻の指輪にはダイヤモンドなどの宝石を飾る場合が多く、その分夫と比べて高い傾向にあります。
なお、価格は上記の相場に加え、素材の種類(例えば、プラチナやゴールド)、リングサイズ、加工方法などによっても変動するため、正確な価格については、実際に販売店に相談することをおすすめします。
また、カップルによっては、価格や宝石の有無よりも、デザインやお互いの好みに合った指輪を重視する場合もあります。
自分たちに合った指輪を選ぶことで、より特別なリングとなり、愛情をより深く表現することができます。
婚約指輪・結婚指輪のデザインは?
婚約指輪や結婚指輪のデザインは、素材やカップルの好み、文化や伝統によって様々です。以下に、一般的なデザインの例をいくつか挙げてみます。
【婚約指輪のデザイン】
- シンプルなソリティア:ダイヤモンド1つが留められたシンプルなデザインが一般的。
- 3ストーン:中央に大きな宝石(ダイヤモンドなど)を配置し、その両側に小さな宝石を配置したデザイン。
- パヴェ:リングの一部に宝石を敷き詰めたデザイン。リング全体に敷き詰めたものや、指輪の上部分にのみ敷き詰めたものなどがある。
- ハーフエタニティ:リングの半分に宝石が留められたデザイン。手袋をする際に邪魔にならないようにするために考案されたもの。
【結婚指輪のデザイン】
- シンプルなデザイン:メタルのみを使用したシンプルなデザインが一般的。
- インサイドエングレーブ:内側に文字やデザインを刻印できるデザイン。
- ツートーン:異なるメタルを組み合わせたデザイン。例えば、ゴールドとプラチナを組み合わせたものなど。
- マッチングリング:男性用と女性用で同じデザインにしたもの。
これらの他にも、文化や地域によって独自のデザインが存在する場合もあります。カップルにとって特別なデザインを選ぶことで、リングにより一層の意味が込められ、より深い愛情を表現することができます。
LGBTQ+婚約指輪・結婚指輪のデザインは?
男性同士、女性同士の婚約指輪には、様々なデザインがあります。
近年では、LGBTQ+コミュニティが社会的に認められるようになったことで、男性同士や女性同士の婚約指輪も多数販売されるようになっています。
- シンプルなデザイン
男性同士、女性同士の婚約指輪の中でも、シンプルなデザインのものが人気です。ダイヤモンドや宝石を使わず、メタルのみで作られたデザインが多いです。 - レインボーのカラフルなデザイン
LGBTQ+コミュニティの象徴であるレインボーカラーを用いたデザインもあります。カラフルでポップな印象を与えるデザインが多いです。 - タトゥー風のデザイン
タトゥー風のデザインも人気があります。彫刻のようにデザインされたリングは、パートナーとの絆を表現するためのもので、非常に個性的なデザインが多く見られます。 - スクエア型のデザイン
男性同士や女性同士の婚約指輪は、伝統的な丸い形状だけでなく、スクエア型のデザインもあります。スクエア型のリングは、シンプルながらもモダンで個性的な印象を与えることができます。
以上のように、男性同士、女性同士の婚約指輪には、様々なデザインがあります。カップルに合ったデザインを選ぶことで、お互いの愛を象徴する特別なリングとして、より意味のあるものとなるでしょう。
婚約指輪・結婚指輪の購入方法は?
婚約指輪や結婚指輪を購入する際の方法は、以下のようなものがあります。
- 実店舗で購入する方法
ジュエリーショップやデパート、ブランドショップなどの実店舗で、婚約指輪や結婚指輪を直接購入する方法があります。専門店では、自分たちに合ったリングの選び方や、リングのお手入れ方法などをアドバイスしてくれる場合もあります。 - オンラインショップで購入する方法
インターネットを通じて、婚約指輪や結婚指輪を購入する方法があります。オンラインショップでは、価格が安い場合が多く、自宅から気軽に購入することができます。しかし、実物を見て確認できないため、サイズや色などが違っていた場合の対応には注意が必要です。 - ファミリージュエラーで購入する方法
ファミリージュエラーとは、代々受け継がれてきたジュエリーショップのことを指します。ファミリージュエラーでは、過去のジュエリーのデザインや修理履歴などが残っているため、リングの修理や加工を依頼することができます。 - リサイクルショップで購入する方法
中古の婚約指輪や結婚指輪を扱うリサイクルショップでは、ブランド物のリングやアンティークのリングが安く購入できる場合があります。リサイクルショップで購入する際には、リングの状態をしっかり確認することが大切です。
以上のように、婚約指輪や結婚指輪を購入する方法には、実店舗、オンラインショップ、ファミリージュエラー、リサイクルショップなどがあります。カップルにとって最適な方法を選び、自分たちにぴったりのリングを見つけることが大切です。
婚約指輪・結婚指輪をはめる指は?
婚約指輪と結婚指輪は、一般的に左手の薬指にはめられます。ただし、国や文化によっては、左手ではなく右手に指輪をはめる習慣がある場合もあります。
一般的に、左手の薬指に指輪をはめる習慣は、古代エジプトから伝わっているとされています。古代エジプトでは、薬指には心臓から直接つながっている「愛の静脈」というものが流れていると考えられており、指輪を薬指にはめることで、愛の証として表現されていたとされています。
ただし、文化や宗教によっては、左手の薬指以外に指輪をはめる習慣がある場合もあります。たとえば、インドでは左手ではなく右手に指輪をはめる習慣があります。
また、ユダヤ教やイスラム教では、左手に指輪をはめることが避けられる傾向にあります。
結婚指輪や婚約指輪をはめる指については、文化や宗教によって異なる場合があるため、カップルが所属する文化や宗教、または自分たちの好みを考慮して、指輪をはめる指を決めることが重要です。
婚約指輪・結婚指輪、買うタイミングは?
婚約指輪や結婚指輪を購入するタイミングについては、個人の意見や状況によって異なりますが、以下に一般的なタイミングをいくつか挙げてみます。
【婚約指輪を購入するタイミング】
- プロポーズ前
婚約指輪は、プロポーズの際に渡すものであるため、プロポーズをする前に購入することが一般的です。 - 計画中
プロポーズの計画を立てている際に、婚約指輪の購入を検討することが多いです。プロポーズまでに十分な時間があれば、カップルでデザインや素材、予算などを話し合い、カスタマイズされた婚約指輪を購入することも可能です。
【結婚指輪を購入するタイミング】
- 結婚式前
一般的に、結婚指輪は結婚式の際に交換するものであり、結婚式の前に購入することが一般的です。ただし、結婚式が予定されていない場合でも、自分たちの意思で交換し、結婚を祝うことができます。 - 結婚後
結婚後に結婚指輪を購入する場合もあります。例えば、婚約指輪だけを先に購入した場合や、結婚指輪のデザインを後から変えたい場合などが該当します。
以上のように、婚約指輪や結婚指輪を購入するタイミングは、個人の状況や好みによって異なります。カップルで話し合い、自分たちに最適なタイミングを選ぶことが大切です。
人気のジュエリーブランド
20代、30代それぞれで人気のジュエリーブランドとして、以下のようなものが挙げられます。
【20代人気のジュエリーブランド】
- Tifanny & Co.(ティファニー)
シンプルでエレガントなデザインが特徴的なブランドで、ダイヤモンドを使用した婚約指輪が有名です。 - PANDORA(パンドラ)
手頃な価格帯で、カジュアルなデザインの指輪やブレスレットなどを展開しており、幅広い年齢層に人気があります。 - Swarovski(スワロフスキー)
カラフルで華やかなデザインの指輪が特徴的なブランドで、20代の女性から支持を受けています。 - Samantha Thavasa(サマンサタバサ)
カジュアルで可愛らしいデザインが人気のブランドで、20代の女性を中心に支持されています。
【30代人気のジュエリーブランド】
- Cartier(カルティエ)
高級感あふれるデザインが人気で、婚約指輪や結婚指輪、ブレスレット、リングなど、幅広いジュエリーを展開しています。 - Harry Winston(ハリー・ウィンストン)
高級なダイヤモンドジュエリーが有名で、セレブリティたちからも支持されています。 - Mikimoto(ミキモト)
本真珠を使用したジュエリーが有名で、婚約指輪やネックレス、イヤリングなどを展開しています。 - CHANEL(シャネル)
シンプルでエレガントなデザインが人気で、リングやブレスレットなどのジュエリーも展開しています。
これらはあくまでも一例であり、個人の好みや予算によって異なる場合があります。
いまは同性カップル向けの結婚指輪も出ている
いまは同性カップル向けの結婚指輪も販売されています。
昨今は珍しいことではないと考えるお店の人もいるため、そこまで気にする必要はありません。
ただ、お店に行く前に電話で「同性なのですがペアリングはありますか」と聞いておくと安心です。
もしLGBTQ+に対応しているお店が見つからない場合は、フルオーダーリングをつくることをおすすめします。
フルオーダーリングはデザイナーと一から相談してつくっていきます。
制作期間は2ヶ月以上かかることもあるため、余裕をもって相談しておくとよいでしょう。シーズンやジュエリーブランドによって制作期間が異なってきます。詳しくはお店に確認しましょう。
他には自分たちでリングを手作りできるところがあります。
LGBTをはじめとし、性別、年齢、関係等を一切問わず“パートナー”同士であるふたりに向けたアクセサリー「パートナーアクセサリー」を検討してみてください。
パートナーアクセサリーとは
パートナーアクセサリーとは、カップルがペアで着用するアクセサリーのことです。
代表的なものとしては、以下のようなものがあります。
- ペアリング
カップルでお揃いのリングを着用するアクセサリーで、婚約指輪や結婚指輪がその代表的なものです。 - ペアウォッチ
カップルでお揃いの腕時計を着用するアクセサリーで、デザインやカラーが揃っているものが多くあります。 - ペアブレスレット
カップルでお揃いのブレスレットを着用するアクセサリーで、同じデザインや色合い、材質のものを選ぶことが多いです。 - ペンダントトップ
ペンダントトップを2つつなげた、ペア用のアクセサリーもあります。
ペアアクセサリーは、お互いに思いやりや愛情を表すのにぴったりのアイテムです。
結婚指輪や婚約指輪は、正式な婚約や結婚を示すアイテムですが、ペアアクセサリーは、カップルであることをアピールし、お互いの絆を深めることができます。