【教師・教員から転職】未経験転職:異業種や資格を活かした転職は?面接対策・気になる年収・転職難易度をプロが教えてます
教員・教師からの転職【株式会社リクルートスタッフィングへの転職】はかなりオススメ
株式会社リクルートスタッフィングには元学校教師から営業職として活躍している社員が多く在籍しています。
なぜこんなに活躍している人がいるのでしょうか。
学校教師と派遣会社の営業の間には、求められる能力の類似点が多いからです。
「派遣会社の営業って?」
「活かせるスキルや身につくスキルは?」
「実際に入社してみてどうだった?」
こんな疑問にお答えします。ぜひ最後までお読みください!
派遣会社の営業とは
「自分に合った働き方をしたい」という求職者(派遣スタッフ)と「外部人材を活用したい」という企業(派遣先クライアント)をマッチングする役割を担っていただきます。
具体的には・・
・企業を複数社担当しながら求人ニーズの確認
・求人ポジションに関する業務内容詳細や希望するスキル等のヒアリング、調整
・社内のマッチングコーディネーター部門との情報連携
・人選の実施、派遣スタッフの希望に応じて職場見学の実施(派遣スタッフと一緒に職場に訪問orオンラインで実施)
・就業開始後はスタッフが安心してお仕事できているか状況確認しながら伴走
・その他再契約の確認や締結にかかる事務処理など
学校教師と派遣会社の営業に求められる類似スキル
次に、学校教師と派遣会社の営業に求められる類似スキルについて説明します
1.関係構築力
派遣営業はバックグラウンドが異なる様々な顧客と向き合い、関係性を構築しながら依頼や相談に対応していきます。教師も、生徒は勿論のこと、保護者や学校関係者など様々な人と関わっていく仕事だと思います。多様な価値観を前に、柔軟にコミュニケーションをとりながら本音や希望を引き出して関係を構築していく力は、派遣営業でも強くいかせる点だと考えています。
2.目の前のひとに向き合い「伴走する」姿勢
生徒たちの数だけ個性があります。そのため生徒一人ひとりを把握し、個人にあった声がけや対応、勉強法や人との関わりを伝えることも多いでしょう。各生徒の変化に向き合い、気持ちによりそって成長に「伴走し続ける」姿勢は、就業開始後も「伴走する」派遣営業と共通していかせる部分があると考えます。
3.調整力・課題解決力
教師は、生徒や保護者から様々な相談・要望を受け、双方の気持ちをすり合わせながら解決に向けて話を進めていく場面があるかと思います。現状を正しく把握・整理しながら、関係者がみな満足できる着地点を調整し、スピーディーに解決していく姿勢は派遣営業でも求められる点だと考えます。
学校教師と派遣営業の違い
次に、派遣営業を担当するにあたって必要な心構えや得られるスキルについて、グランドスタッフとの相違点をふまえて説明します。
これらがあなたが将来的に実現したい生き方、キャリア、スキルと一致すれば、リクルートスタッフィングに転職して充実感をもてる可能性が高いといえます。
1.定量目標
リクルートスタッフィングの派遣営業は月毎・3か月毎に数値目標を持ちます。
毎月数値データを見て、①全体的にどうだったか、②うまくいったorいかなかった要因は何か、③それを受けて次どうするか、を自身で振り返ることが求められます。ビジネスパーソンとして、PDCAを回すための論理的思考力、課題特定力などが身に付きます。
2.スピード感
リクルートスタッフィングは月毎に目標を設定しているため、目標達成に向けて週次・日次に分けて行動計画を立てて営業活動をしています。求人のご依頼をいただく企業の中には急いで派遣依頼をしたいと考えているところも多く、早い場合だと、ご依頼いただいた翌営業日には派遣スタッフのご紹介、さらに翌営業日に就業開始に至ることもあります。計画している営業活動を進めながら、スピード感をもって顧客の要望に応えていくことが求められます。
教員、教師からから異業界への転職・キャリアアップは可能?
未経験の職種に転職する場合、年齢が高いと採用されにくいという問題があります。
教員、教師としての経験や能力を生かせる職種があるため、年齢よりも、自分自身がどのような能力や経験を持っているか、どのようなキャリアを目指したいかという視点が重要になってきます。
自己分析を行い、目指すキャリアに必要なスキルや知識を身につけることで、年齢に関係なく、異業界での転職・キャリアアップが可能です。
転職活動が初めてな方も多いかと思いますので、履歴書作成から、面接対策までしっかり対策することをお勧めします。
教員、教師の平均年収を教えて
教員、教師の平均年収は、国や地域、学校種別、教員の経験年数や資格などによって異なりますが、以下に日本の主要な教員、教師の平均年収を示します。
- 小学校教師:約395万円(2019年度、文部科学省発表)
- 中学校教師:約425万円(2019年度、文部科学省発表)
- 高等学校教師:約490万円(2019年度、文部科学省発表)
- 大学教員(助教・講師):約590万円(2021年度、日本学術振興会発表)
- 大学教員(教授):約1010万円(2021年度、日本学術振興会発表)
なお、これらの平均年収はあくまでも一般的な傾向であり、個々の教員、教師の経験や能力、地域、学校の規模や立地、職務内容によって異なる場合があります。
相場より年収を高めたい場合は、同業界への転職、もしくは経験を活かした転職も1つです!!
教員、教師の離職率は?
教員、教師の離職率は、国や地域、学校種別、教員の経験年数や資格、労働環境、待遇、社会情勢などによって異なりますが、以下に日本の主要な教員、教師の離職率を示します。
- 小学校教員:0.8%(2019年度、文部科学省発表)
- 中学校教員:0.7%(2019年度、文部科学省発表)
- 高等学校教員:1.5%(2019年度、文部科学省発表)
- 大学教員:3.1%(2021年度、日本学術振興会発表)
これらの離職率は、比較的低い水準にありますが、教育現場における様々な課題や問題点が指摘されており、教員、教師の働き方改革や待遇改善などが求められています。
離職率が低い理由
教員、教師の離職率が比較的低い理由は、以下のような要因が挙げられます。
職務に対する意識や使命感が強い
教育に関わる職業に就く人々は、生徒や学生の成長や発展に貢献することができることを重視して、自身の使命感や職務に対する責任感が高い傾向があります。
職業的な安定性が高い
教員、教師の職業は、基本的に国や地方自治体、私立学校などの公的な教育機関での採用が主流であり、その雇用形態は比較的安定していると言えます。
福利厚生や待遇が比較的良い
公的な教育機関での教員、教師の福利厚生や待遇は、社会的にも一定の評価を受けており、給与や休暇制度、年金制度、教育研修などが整備されています。
退職後の再就職が難しい
教員、教師としての経験や資格は、他の職業に比べて転職が難しいとされており、退職後に再び同じ職種に戻ることが困難であるため、長期的に職務に就く傾向があると考えられます。
ただし、最近は、教員、教師の業務負担やストレス、待遇面の課題などが指摘され、離職率が上昇する傾向にあるとされています。
また、COVID-19の影響により、教育現場での職務負担が増大したことも、教員、教師の離職につながる可能性があります。
一方で「年収の低さ」「サービス残業を含む労働時間の長さ」を理由に転職を検討される方が多い印象です。
教員からの転職が難しいとされるのはなぜ?
一般的に、教員から転職するのは難しいといわれています。
1.民間企業よりも収入が高い場合が多い
教員の給与は、一般的な民間企業よりも高額であるケースが多いのが現状です。
教員と民間企業では平均年収に大きな違いがあります。
また、教員は年功序列で給与が上がっていくのが通常で、勤め先が倒産する心配もほとんどありません。そのため、銀行からの信用が厚く、住宅や車を購入する際にローンを組みやすいメリットもあります。
もし、教員が未経験の業種に転職すると、給与が現在よりも下がる可能性があり、転職後に待遇面で不満を感じられるかもしれません。
給与が低くなってでも転職したいと思うかどうかを慎重に判断することが大切です。
2.ビジネス経験が少ないと思われるから
教員は「ビジネス経験が少ない」と企業に判断されてしまう可能性があります。これは、業務の目的が教員と民間企業では異なるためです。
民間企業では、業績を上げて利益を追求する姿勢が求められます。一方、教員は子どもの指導や教育がメインの仕事となるため、通常は利益を追求する必要がないでしょう。
教員は収益向上を目的として業務をおこなった経験がないため、一般的なビジネススキルが身についていないと採用担当者に判断されるかもしれません。
特に、転職市場では30代以上は即戦力として期待されるので、基本的なビジネスの考え方から教育しなければならない人材は対象外とされる可能性があるでしょう。
20代であれば将来性に期待されて採用される見込みはありますが、年齢が上がるにつれて、教員が民間企業に転職できる難易度は上がると考えられます。
3.年齢によっては転職先の選択肢が少ないから
前述したとおり、教員から民間企業に転職すると収入が下がる可能性があるうえ、一般的なビジネス経験が少ないことが転職のハードルとなります。
20代であれば、一般的には職歴以上にポテンシャルや熱意が重視されるため、未経験の職種であっても採用が決まる可能性があります。
しかし、30代以降になると、経験やスキル、マネジメント能力が重視される傾向にあるため、ますます転職が難しくなると考えられます。志望職種によっては求人自体が少なく、選択の幅が狭くなるかもしれません。
転職後に「想像以上に給与が低い」「転職しないほうがよかったのではないか」などと後悔しないように、現状をふまえたうえで転職するかどうかを考えてみましょう。
教員、教師から転職、主な職種
接客業全般 | 約300〜400万円 |
営業職(個人・法人) | 約250〜500万円 |
事務職 | 約300〜350万円 |
青年海外協力隊 | 約200〜300万円 |
オススメの業界・職種は以下がおすすめです。
- 個人営業職<業界問わず>
- 法人営業職<業界問わず>
基本的には、営業職がお勧めです。
営業職の中でも特に法人営業であれば、土日休みの企業も多く、成果が給与に反映されます。
営業職への抵抗がある方や正直疲れてしまった方も多いとは思いますが、現職より労働時間も短く年収・キャリアアップも見込めます。
不安な方は、まずは求人サイトや転職サイトに登録をして仕事を探してみるもの良いでしょう。
土日休みで給与も一定欲しく、キャリアパスを広げたい方は「営業職」がおすすめですよ。
教員からの転職支援に強い【ジェイエイシーリクルートメント】
両面型の転職サービスで、様々な業界・職種へのて支援に定評があります。
年収800万円~1500万円以上の支援に強みがあります。
不動産営業は未経験でも挑戦しやすく、年収も高い…でも初めての営業が不安なら…
不動産営業は未経験でも挑戦しやすく、年収も高いのが特徴です。ただ、初めての営業で不安な方は「来店型の賃貸仲介」「来店型のリファーム営業」はおすすめです。宅建士の資格などの勉強は、学校教育の経験があればすぐにキャッチアップが可能なはずです。
来店型の営業職であれば「テレアポ」のような業務がなくておすすめです。
「事務職」への転職はあまり勧めないワケ
この記事を読んでいる方の中には事務職を希望される方もいるかと思いますが、転職エージェントの経験をからあまり事務職への転職はオススメできません。
理由は様々ですが、事務職は近年、正社員採用ではなく、派遣社員で雇用する企業が増えており、コロナをきっかけに「33%が派遣切りに遭った」とされるデータもあります。『2021年』派遣社員の実情調査実施
また、収入面においても派遣社員の時給の全国平均は1,200円~1,300円程度といわれています。
もっとも、派遣社員といっても、勤務地や職種、求められるスキルによって時給の額は異なります。
高いスキルを求められる職種や、専門的な職種はそれだけ時給が高くなっています。
正社員の平均年収は約303万円で月給換算すると25万円、初任給は20万円程度が相場となるため、事務職よりは営業職の方が収入面でもキャリアの選択肢も広げることができます。
法人営業の仕事の平均年収は約428万円。月給で換算すると36万円、初任給は21万円程度が相場となります。
転職後に期待することの一つに長く働きたいという希望があるはずですので、そういった意味で、転職の繰り返しになるリスクがあります。
事務職などは競争率も高く、PCスキルが高くなければならないため「派遣社員」になってしまうためあまりおすすめできません。
ただ、このデータは管理職も入っていることを考えると低い水準です。
管理職・マネージャー(営業系)は営業系の中ではやはり年収は、トップクラスよく、平均年収だと528万円前後。
30代に差し掛かると平均年収は623万円にも達するようになり、高収入の職種の一つといっても良いでしょう。
営業職の経験は転職市場では高く評価されます。
ただ、事務職や派遣事務は「キャリアダウン」になってしまいます…
「労働時間の改善」を希望され、デスクワークをしたいから「事務職」という選択を考える方がいますが、少し立ち止まってから検討してください。
事務職へ転職してしまうとそこからより待遇の良い転職先を見つけるのが難しくなります…。
20代・30代であれば可能な限り多くの選択肢を取れる経験・キャリアを積むことをお勧めします。
注目が集まっているEdTech(エドテック)業界
EdTech(エドテック)とは、教育(Education)と技術(Technology)を組み合わせた新しい教育分野のことを指します。
主に、インターネットやスマートフォンなどのデジタル技術を利用した教育サービスや教育機器の開発・提供を行っています。
EdTechは、従来の教育分野に比べて、より多様な学び方や学習スタイルを提供することができ、自己学習を促進することや、時・場所に縛られない学習が可能になることが特徴です。
また、AI(人工知能)技術やAR(拡張現実)技術を活用した教育サービスや教材の開発も進んでおり、より柔軟で効率的な学習が可能になっています。
EdTechには、学習管理システム(LMS)、オンライン教育コンテンツ、学習アプリ、オンラインチューター、AI・AR教育機器などが含まれます。これらの技術を活用することで、学校や企業内教育、趣味や資格取得など、あらゆる分野での学び方の変革が期待されています。
近年、新型コロナウイルスの流行によって、オンライン学習やデジタル教育の需要が急増し、EdTechが注目されています。
今後も、EdTechはより一層発展し、より多くの人々がより質の高い学びを実現するためのサービスや教材が提供されることが期待されます。
EdTech(エドテック)業界の主な職種
EdTech(エドテック)業界には、以下のような主な職種があります。
エンジニア
Webアプリケーション、モバイルアプリ、AI・AR技術を活用した学習システムなど、EdTechに必要な技術の開発・保守を行うエンジニアが求められます。未経験からの調整は難しいですが、過去にプログラミングスキルがあれば検討ください。
コンテンツ制作担当
動画、文章、イラストなどのコンテンツ制作を行い、EdTechの教育コンテンツの企画・制作を担当します。
マーケター
新規顧客獲得のためのマーケティング戦略やプロモーション、SEO対策など、マーケティングに関する業務を担当します。
カスタマーサポート
ユーザーサポートやトラブルシューティングなど、EdTechサービスの利用者からの問い合わせ対応を担当します。
プロダクトマネージャー
ユーザーのニーズやトレンドを分析し、EdTechサービスの開発・改善を行い、製品の品質向上を担当します。
インストラクター
EdTechサービスを利用する学習者に対し、オンラインでの指導や教材の提供を行います。
デザイナー
Webデザインやグラフィックデザイン、UX/UIデザインなどを担当し、EdTechサービスのデザイン面の改善を行います。
ビジネス開発担当
企業や学校、自治体などのパートナーを開拓し、EdTechサービスの販売促進を担当します。
これらの職種は、それぞれの業務に応じたスキルや知識が必要とされますが、共通して求められるのは、EdTechに関心を持ち、学習者やユーザーの視点に立った業務に取り組む姿勢やチームワーク力、特にビジネスなので「数字達成意欲」が重要になります。
教員・教師から異業種から転職、書類が通らない理由
転職の際に気を付けるべきこととしては、焦らないことです。
スキルや経験という点で書類がなかなか通らなかったりするケースがあります。
必要不可欠な職種ですが、スキルや経験が少ないという理由で、労働市場や転職市場では厳しい見方をされることも多いです。
また、ほとんどが未経験業界・職種への転職になるため、書類選考の段階でお見送りになってしまったり、その業界や職種について詳しく知らなかったがゆえに、「思っていたのと違った」と、転職後ミスマッチに気づくケースも実際多いのです…
転職の成功率をあげながら、自分にフィットして長く働ける企業に出会うためには、「転職のプロ」である転職エージェントの活用をオススメします。
転職エージェントには、各業界や職種のあらゆる転職情報が集まっており、あなたの志向性や実現したいキャリアに合った業界・職種・企業の提案をしてもらえます。
また、企業の担当者から直接「こんな人が採用したい!」という情報を仕入れているので、内定率を高める企業別の面接対策も実施してもらえるので内定率もアップします。
さらに企業とのやりとりや面接日程などの調整も代行してくれるので、忙しくなかなか転職活動に時間が割けないという方にもオススメです。
とはいえ、エージェントによっては、偏った求人の提案をされたり、必要以上にプッシュされるというケースもあるので、見極めが正直必要ではあります。
成果がイメージできる「実績」を記載する
「実績」は、売上、売上達成率、成約件数、リピート率、注力商材の購入数・率などが挙げられます。
教師、教員では以下のような定量実績を記載しましょう。
- 学習成果
学生の成績や試験の成績、クラス全体の平均点など、学生の学習成果を測る指標です。有名大学への進学数・率などもおすすめです。 - 出席率
授業や行事に参加する学生の出席率を測る指標です。 - 研究活動
研究活動の量や質、研究成果の公表、学会発表など、教員の研究活動に関する指標です。
これらの指標は、教育機関ごとに異なるため、具体的なKPIは学校や教育機関の方針によって異なる場合があります。
しかし、どの教育機関でも、学生の成長や発展を促すこと、授業の質の向上、生徒の心のケアなどが重要視されることが一般的です。
営業職の素養が求められる求人に応募する場合は特に「実績」をアピールすることが有効です。
求められる知識やスキルは企業によって異なるので、求人情報に目を通した上でマッチしそうな「実績」を記載し、能力の高さをアピールしましょう。
記載例)
・年間売上実績〇〇万円(年間売上目標〇〇万円 達成率:〇〇%)10名中2位の実績
・成約件数実績●件(年間成約目標●件 達成率:〇〇%)全社平均成約数▲件
教員、教師から転職において重要になること
教員、教師から転職する上で大切になるのが「年齢」です。
転職市場全体として、一定の年齢を越えると同じ職種でも応募できる求人が一気に減ります。
他の業界に転職を考える場合は、基本的には業界未経験になりますので、28歳のうちに転職を考えておくと良いでしょう。
28歳までの転職回数は、2回までが望ましいとされています。
転職回数が多い場合は、書類選考が通りづらいため、転職エージェントの活用や複数の転職サイトの求人を応募することをお勧めします。
30代以降の場合は、給与や働き方のトレードオフが発生します。
収入などを落とさないことを考えると30代以降の場合は、完全な未経験職種への転職は難しくなります。
転職活動が難航している場合は、経験が活かせる職種や業界への転職も1つです。
コロナで転職活動は難航する可能性が高いですが、早めに転職活動を行い、自分の身を自分で守れる「キャリア」を築かれることをお勧めいたします。
転職や退職を伝えるタイミング
一般的に、転職・退職の意思を伝えるタイミングとして適切なのは、退職の1〜3ヶ月前が相場です。
法律上は2週間で退職できると定められていますが、会社によって『1ヶ月前まで』『2ヶ月前まで』と規定していることもあります。
就業規則よりも法律の方が効力が強いので、2週間前に伝えて強引に辞めても問題はありませんが、可能であれば繁忙期や携わっている案件が中途半端な状態は避けるなど、配慮することも必要でしょう。
履歴書・職務経歴書の準備
履歴書や職務経歴書の作成は非常に重要です。
転職は増えており、転職先で志望する職種によって通過率が変わってきます。
通過率が20%未満(10社エントリーをして2社以下の通過)と低い場合は、転職先の採用レベルが高い、未経験での挑戦になっている、書類の内容が薄いなどの可能性が考えられます。
選考を進める上で重要な書類となりますので、しっかり準備することをお勧めします。
すでに転職エージェントを活用している場合は、求人とのミスマッチが考えられるため、応募する企業を再度確認する必要があります。
エージェントを利用していない場合は、様々なサービスを利用できるため転職エージェントを活用することもお勧めです。
ここで元転職エージェントとしてご紹介したいのが、大手エージェントではなく、個人向けい営業からの転職支援に特化をしているエージェントです。
教員、教師から転職を検討している方へ
いかがでしたでしょうか。就職エージェント、転職エージェントの経験を活かした情報などをお伝えさせていただきました。
面接対策は準備で全てが決まります。
転職エージェントを活用している場合は、面接対策をしてもらうようお願いをする、もしくは担当変更をしてもらうのも1つです。
各転職サイト限定の非公開求人もありますので、いくつかの転職サイトに登録して自分の希望に合った求人に応募してみてください。
特に転職活動が初めての方、転職を強く希望する方、現職が忙しくて転職活動に時間が割けない方は、転職エージェントを活用して効率的な転職活動にしてください。
大手エージェントを悪くいうつもりはありませんが、通過率が低いなと感じる場合はサービスを変更するのも1つかもしれません。
20代・30代の転職であればdodaエージェントがおすすめです。求人数や職種も多く未経験にも強みがあるあります。
営業職を高めたい場合は不動産業界もおすすめです。(不動産業界に特化した転職支援はこちら)
EdTech(エドテック)企業に興味がある場合は、非公開求人などを扱うハイクラス求人を扱うビズリーチへの登録がおすすめです。
コンサルティングファームへの転職に強い【アクシスコンサルティング】
コンサル業界各社とのパイプがあり、業界に特化したエージェントがアクシスコンサルティングです。
・アクセンチュア用などファーム毎の面接・選考対策を受けることができる点が魅力です。
エンジニアなどのIT系人材、現役コンサルタント、経営企画、事業企画、財務、会計士、金融系などの方はぜひ活用ください。
年代別の転職活動のポイント
教員からの転職は年代によって転職の難易度が異なります。
20代はアピール次第で未経験分野にも挑戦できる
20代の転職では、未経験の業界・職種への転職がしやすいタイミングです。
仕事に対する前向きな姿勢や熱意が評価されやすい点も20代の特徴といえます。教育業界以外に転職したい業界があれば、積極的に応募できるチャンスがあることも、20代ならではの強みです。
ただし、20代も後半になると経験を問われる比重が高くなるため、教員を通して身につけたスキルについて、しっかりと把握したうえで転職に臨むことが大切です。
初めての転職活動は自己分析やスキルの棚卸しをプロに相談してみるのも良いでしょう。
30代は経験とスキルを活かした職種を狙う
30代の方は、教員としての経験とスキルが活かせる職種を狙うのがおすすめです。
教育関連企業の社員や、塾講師、家庭教師など、教育現場に携わる職種であれば年収をそこまで落とさずスムーズに転職できるでしょう。
また、教員生活の中で積み重ねた知識やスキルを面接時にうまくアピールできれば、教育業界以外でも転職できる可能性はあります。
ただし、30代以降の未経験業種への転職は、一般的にはハードルが高いと認識しておくことも必要です。教員の30代の給与は民間企業よりも高額であることが多く、たとえ採用されたとしても、転職後に給与が下がり不満を感じるかもしれません。
給与よりも業界や業務内容を重視した転職を考えている場合をのぞき、安定した待遇の職場で働きたいのであれば、スキルや経験を活かせる教育業界の仕事に応募することをおすすめします。
40代以降は教育業界への転職が現実的
40代以降の転職はさらにハードルが高くなり、難易度が上がるのが現状です。
ほぼ未経験業種への転職は厳しいと考えたほうがよいでしょう。教育業界に絞って転職活動をおこなうのが、一番転職が成功しやすい選択肢となります。
40代以降の求人は管理職やマネージャー職など上位の業者が多いため、教員以外のビジネス経験がないことがネックとなりがちです。
とはいえ、豊富な教員経験を活かしたコンサルティング業務など、教育業界で培った実力を発揮できる職場を見つけられる可能性はあります。
ハイクラス求人に特化した転職エージェントに登録し、教育業界の求人があるかどうか相談してみるのも良いでしょう。
ただし、40代で教員から転職する場合、給与が大きく下がる可能性もあります。
給与にこだわらず、自分の経験に合った求人を見つけて転職活動をおこなえば、転職自体を成功させることは可能でしょう。