【旧株式会社リクルートジョブズへの転職】中途採用の難易度&対策法を元エージェントが紹介します
今回は転職エージェントとして「旧株式会社リクルートジョブズ」への転職支援実績を活かし、面接対策情報をお伝えします。
情報量は多いですが、面接対策にお役立てください。
新リクルート:経営統合をしたことで内情が変わっています。
2021年に統合が起きたことで、内情・社風が変わっています。新リクルートについて把握しておきましょう。
余談ですが、リクルートキャリア経由でエントリーをしても同じグループ会社ですが、通過率が上がるわけではありません。
理由は、リクルートキャリアの担当CAが直接人事と繋がっているわけではないためです。
面接対策情報は共有されますが、合格率や内定率に大きな差分はありません。
むしろ、リクルートグループへの転職支援に強みがある特化型のエージェントに依頼する方が良いともいえます。
AGT切り替えルールがあります
例えば、すでに人材紹介会社経由でエントリーをしていた場合は、
①候補者本人からリクルートの採用事務局に応募切り替えの連絡(電話でもメールでも可能)を行う
②リクルート事務局が、切り替え元となるAGTに通知連絡があります。
原則、一次面接実施前(説明選考会実施前)であれば、希望するエージェントに切り替えることができます。
選考状況によっては、切り替えができないことがあります。ご自身が信頼できると思うエージェントから応募するのも1つです。
リクルートジョブズの仕事内容
株式会社リクルートジョブズは、リクルート創業時より根幹である人材領域をグループの中で事業展開しています。
80年代の流行語にもなった「とらばーゆ」をはじめ、アルバイト情報「fromAnavi」、CMでおなじみの「タウンワーク」など、さまざまな雇用形態の求人に関するサービスを運営しています。
タウンワーク・リクナビNEXT・FromAnavi・はたらいくなどのリクルートの求人メディア広告の企画営業として、顧客の採用・事業課題に向き合いながら、最適なメディア選定や広告出稿、採用プロセスの提案を行います。
具体的には、新規顧客開拓、課題・採用ニーズのヒアリング、最適なメディア選定とプランニング・ターゲット設定、広告出稿のための取材(必要に応じて撮影同行)、広告掲載、アフターフォローまでの一連の採用プロセスをすべてお任せいたします。
ポジションの魅力・やりがい
ゴールは広告の掲載ではなく、あくまで採用成功です。
お客様の採用成功の結果が売上につながると考え、そこにこだわっているからこそ、ただ売上数字を追うのではなく、常に本質的な提案ができます。
働き方が多様化していく中で、社会の不(課題)を解決し「多種多様な働き方の実現」に貢献するサービスを提供していくことを使命としています。
業務は、決まったものを営業するのではなく、「採用成功・事業成長」という見えない価値を提供することがゴールになります。
そのため採用成功に導くための提案は多岐に渡るため、成功した際にはお客様からも「●●さんのおかげでうまくいった」と自分への感謝の言葉をいただけることも多いです。
自分の介在価値を感じられた瞬間の喜びはひとしおで、まさにこの仕事の醍醐味になります。
また中小企業、店舗経営者にとって優秀な人材を一人でも多く獲得することが、事業成長にとって必要不可欠です。
日々の営業活動を通じて地元企業を、そして地域を活性化できるのがこの仕事の魅力です。
20代〜30代:コンサルティングファームへの転職に強い【MyVision】
コンサル業界各社とのパイプがあり、業界に特化したエージェントがアクシスコンサルティングです。
・アクセンチュア用などファーム毎の面接・選考対策を受けることができる点が魅力です。
エンジニアなどのIT系人材、現役コンサルタント、経営企画、事業企画、財務、会計士、金融系などの方はぜひ活用ください。
募集ポジションについて
旧リクルートジョブズの職種は大きく分けて2種類あり「総合職(正社員)」と「エリア限定営業職(正社員)」があります。
エリア限定営業職は、名前の通り地方での営業職のことになりますが、総合職はさらに細かく職種が分れています。
総合職
- 開発・企画スタッフ
- 新規事業スタッフ
- コンサルタント
- 経営統括スタッフ
- 事業推進スタッフ
- 開発・企画スタッフ
開発・企画スタッフは「プロダクトオーナー」「Webマーケター」「UXデザイナー」「データサイエンティスト」と、さらに細分化されています。
企画・開発のプロジェクトマネジメントをしたり、サービスのカスタマー集客をしたりと、仕事内容は多岐にわたります。
新規事業スタッフ
旧リクルートジョブズの新規事業である「ジョブオプ」「シフオプ」といった、求人メディア以外の新規事業領域のサービスの新規サービスを主に担当しています。
商品改善案の企画立案や商品化など、サービス開発全般を担当しています。
コンサルタント
大手クライアントを担当し、クライアントの事業課題解決に向けた人材活用・組織設計全般のコンサルティングをおこないます。
求人メディア事業だけでなく、クライアントの採用・雇用に関する業務支援サービスをはじめとした、あらゆる商品・サービスの解決策や提案をする業務です。
経営統括スタッフは「経営企画」「マーケティング」「コーポレート広報」「人事」「法務」と、さらに細分化されています。
経営がスムーズに進むために、それぞれが様々な業務内容を担当しています。
事業推進スタッフ
主に営業企画を担当しており、データ分析・モニタリング・各部の戦略立案・戦略推進のサポートなどを担っています。
【中途採用領域】タウンワーク・リクナビNEXTなどの企画営業職/SE社員
SE社員とは、地域・職種限定正社員(Specific社員)を指し、自ら働く地域を決め、持続的に活躍できる職種です。
職種職務範囲および勤務ブロックを限定して勤務する無期の雇用形態で、原則ブロック外転勤はありません。
地方勤務も多いため、必要に応じてSE社員も検討をお勧めです。
身につくスキルは様々ですが、人材業界・営業未経験の方でも早期に営業スキルを身に着けられる成長環境です。
中途採用領域は、週次で広告掲載を行っていることから、リクルートの中でもPDCAサイクルを回す速度が非常に早い組織になります。
結果だけでなく、至ったプロセスも振り返りを行い、より良い改善を繰り返す中で、どんな状況でもゴールから逆算してプロセスを設計するという考え方・スタンスを身に着けることが可能です。
また、対峙する業界が広いだけでなく、ご提案先のお客様は経営者や人事・総務の管理職、店舗のオーナーなど幅広いレイヤーの方との折衝が発生いたします。
お客様の経営・採用上の課題は何なのか、企業が成長していくために何が必要か考え、
解決策を提案するためには、より高い視界・視座で業務に取り組み続けることが重要で、結果として課題設定力、提案力・交渉力アップにもつながります。
未経験者・経歴に自信がない方・成長したい方におすすめな理由
理由は、転職の市場で高く評価を受ける「無形商材の法人営業職経験」を積める点、またリクルートというブランド価値のある企業で経験を高めることができます。
次の転職先が広がる特徴があり、地方でも年収が高いのが特徴です。
※この他に、インサイドセールス・クライアントサクセスのポジションがあり、領域・ポジションについては、選考過程で提示があります。
適正・ご志向により選考内で他部門を打診する可能性があるので、ポジション詳細は、それぞれの求人票をご確認ください。
旧リクルートジョブズの面接で多い質問例
まず、リクルートは一般的な企業の面接と少し違い、志望動機を聞かれることは”あまり”ありません。
実際に、旧リクルートジョブズの面接で多い質問例をいくつかご紹介します。
- 今回なぜ転職活動を開始されようと思ったのですか?
- 入社後、早期に成果を出す実力を身につけるために、どんな事が必要と考えていますか?どのように行動していこうと考えていますか?
- 今まで取り組んできた事で、自分なりに、工夫し、成果に繋げた経験があれば教えてください。
人によって聞かれることは違うので、必ずしも上記の事項が聞かれるというわけではありませんが、参考にしてみてください。
上記の質問のように深堀りをされるので、面接では一貫性を持って回答することが求められます。
旧リクルートジョブズの平均年収
中途で総合職・正社員として入社すると、約540万円が相場です。(面接時の評価によりますが)そこから入社後活躍していくと約600〜700万円くらいに上がります。
マネージャーに昇格すると約1000万〜1200万円ほどになります。
SE社員の場合
想定年収:400万~421万円ほどで、年2回の査定があります。
賞与は、年2回(6月、12月)で深夜・休日勤務手当、追加割増手当、通勤交通費(当社規定による) ほかあります。
旧リクルートジョブズの労働環境・福利厚生
旧リクルートジョブズで働くとなると、労働環境はとても気になるポイントだと思います。
社風
リクルートは大手企業でベンチャー的な社風なので、どこの企業へ行っても馴染みやすいです。
上下関係があまりなく、学生サークルのようなノリで、皆さんが思っているよりもフラットな組織です。
一般企業と比較して、リクルートは特殊なカルチャー・社風と言われています。
残業時間
クライアントが飲食などの店舗系業態が中心なので、打ち合わせが夕方以降になることが多く、リクルートの中では帰宅が夜遅くなりがちな印象はあります。
とはいえ、ある程度は自分自身でコントロールでき、上司も激務は推奨しないスタンスです。
福利厚生
- 育児休暇制度
- STEP制度
- サンクス休暇
- 育児休暇制度
仕事と育児を両方充実させながら、安心して出産・育児ができるよう休暇・休職制度があります。
産前6週間〜産後8週間の産前産後休暇はもちろん、子どもが1歳になる月まで育児休職を取得することができます。
STEP休暇は、3年毎に取得可能な長期休暇です。
勤続3年以上の社員なら誰でも取得でき、最大連続28日間、一律30万円の手当を支給してもらえます。
サンクス休暇は、従業員本人や家族の誕生日、結婚記念日などに年1回休暇を取得できます。
在宅勤務(リモートワーク)一部可能です。
時期・勤務地・所属組織などの状況によるため、詳細は面接時にお問合せください。
リクルートへ転職したい人へ
リクルートの選考では、考え方や価値観・スタンス・意欲などの人物面を大切にしています。
そのため、面接を重視する会社なので、転職難易度が高いということをお伝えしました。
リクルートの面接法は独特なので、ノウハウがない人が面接対策をするのは難しい場合は、転職サービスの活用をおすすめします。
20代〜30代:コンサルティングファームへの転職に強い【MyVision】
MyVisionはアクセンチュアやBIG4(デロイト、PwC、KPMG、EY)といった 外資系コンサルティングファームや ベイカレントコンサルティングといった国内の人気ファームへの転職支援が強い コンサル業界特化の転職エージェント
※コンサルティングファームは「学歴フィルター」があるため、大学卒・GMARCH以上の学歴が必要となります。