【経営企画から転職】キャリアパス・面接対策・気になる年収・転職難易度
経営企画からコンサルファームへの転職は多い
事業会社にて経営企画をされている方がなぜ、ファームへの転職が多いのか。
様々な理由がありますが、ぶっちゃけると「この会社で無くとも良い」「経営者・経営層との思想が合わない」「井の中の蛙。これまでの経験が他社で通用するか」「親会社の意向に左右されやすい」「コンサルが使えないので自分がやりたい」のような理由がありました。
コンサルティングファームでは、様々なケースに関与できる点から人気がある業界といえます。
20代〜30代:コンサルティングファームへの転職に強い【MyVision】
MyVisionはアクセンチュアやBIG4(デロイト、PwC、KPMG、EY)といった 外資系コンサルティングファームや ベイカレントコンサルティングといった国内の人気ファームへの転職支援が強い コンサル業界特化の転職エージェント
※コンサルティングファームは「学歴フィルター」があるため、大学卒・GMARCH以上の学歴が必要となります。
経営企画の転職市場価値
経営企画の転職市場価値は、企業によって異なりますが、一般的に需要が高く、競争率が高い部門の1つとされています。
経営企画の仕事は、企業の経営課題を分析し、戦略や施策の策定や実行をサポートするため、経営者や役員クラスのビジネススキルが求められます。
また、多岐にわたる知識やスキルが必要とされるため、経営企画の求人には、年数や業界などの要件に応じて多様なスキルや経験が求められることがあります。
そのため、未経験から経営企画に転職する場合は、積極的にスキルや知識を身につけ、自己成長を重ねることが必要です。
一方、事業企画や経営コンサルティングの経験を積んだ上で経営企画に転職する場合は、市場価値が高いとされています。
上場企業・IPO準備企業での経営企画は市場価値が高い
上場企業の場合
- M&Aおよび業務提携の経験がある方
- 経営統合および事業売却等の組織再編、IRの経験がある方
M&Aや業務提携、経営統合、事業売却などは、複雑な財務、法律、税務の問題を含みます。取引を成功させるには、関連するさまざまな側面を理解し、適切に対応する能力が必要になることから、上場企業・関連会社にて上記のような経験がある経営企画は優遇されやすい傾向があります。
ただし、株主総会の資料準備・経営データの取りまとめるだけの経験だけでは弱いため注意が必要です。
IPO準備企業の場合
IPO準備企業での経営企画も優遇されやすい傾向があります。n-3から参画し、企業を上場させることができれば、転職市場でも大きな価値を持ちます。
IPO準備企業では、上場に向けた膨大な準備作業が必要となります。財務報告の透明性向上、内部統制の整備、投資家向けのプレゼンテーション準備などが含まれるため、上場企業での経営企画は「IPO」を控える企業で人気があります。
経営企画からの主な転職理由
経営企画からの主な転職理由において、転職理由の「伝え方」を記載します。よろしければ参考にしてください。
スキルアップやキャリアアップのため
企業の経営方針やビジョンに共感できない
経営企画の業務内容への不満
会社の業績不振やリストラ
経営企画からの転職する場合の注意点
転職理由の伝え方
経営企画の職に就いていると、経営層と密接に仕事をする機会が多く、転職を考える際にはその伝え方にも慎重を期する必要があります。伝え方を誤れば、本来ご縁があったとしても「見送り」になる傾向があります。
1つは転職エージェントに壁打ちを依頼することです。転職エージェントは、候補者と企業の間に立ち、双方のニーズを理解し、適切なマッチングを図る専門家です。彼らは業界のトレンドや市場の動きを深く理解しており、転職者のスキルや経験を正確に評価し、最適なキャリアの機会を提案することができます。
特に経営層との関係性を考慮する必要がある経営企画のポジションでは、転職エージェントを介することで、転職の意向を直接的に伝えることなく、控えめかつプロフェッショナルな方法でキャリアの次のステップを探求することが可能です。
また、転職エージェントは転職プロセス全体を通じてサポートを提供し、履歴書のブラッシュアップから面接対策、交渉の段階まで、個々の転職者に合わせたアドバイスを行います。
これにより、転職者は経営層との関係を損なうことなく、自身のキャリアを次の段階へと進めることができます。
スキルマッチは重視する
色々ありますが、経営層との相性、経営戦略を実現する上でのビジョン共感が必要です。面接を複数回通じてしっかりと見極めましょう。
転職する先の企業で求められる能力やスキルを事前にリサーチし、自分自身のスキルセットを確認する必要があります。経営企画の経験があるだけで、必ずしも転職先で役に立つわけではありません。自分自身が持っているスキルや強みを把握し、それを転職先の企業が求めているかを考えることが重要です。
経営企画から転職する場合には、転職理由を明確にすることが大切です。経営企画から転職する理由は人それぞれですが、新しい業界や職種に興味がある、より高いポジションを目指すため、スキルアップのためなどが挙げられます。転職理由を明確にし、それを説得力のあるエピソードとして伝えることが、面接でのアピールにつながります。
経営層との相性は会わないと分からない
経営層との相性は、会社の文化やビジョンの共有、日々の業務でのコミュニケーションスタイルに大きく影響されるため、紙上の記述や表面上の情報だけでは判断が難しい重要な要素です。
特に経営企画のような役割では、経営層と密接に協働することが多く、相性の良し悪しは仕事の成果に直接影響します。
このため、職場の環境や経営陣との相性を実際に体感することは、転職活動において非常に重要なステップと言えます。
そのためには、まずは面接に参加し、直接経営層やチームメンバーと交流する機会を持つことをおすすめします。
面接は、職務経験やスキルセットを評価する場だけでなく、双方の価値観が合致するか、コミュニケーションスタイルが適合するかを確認する貴重な機会です。また、面接を通じて、企業のビジョン、働き方、経営方針など、より深いレベルの情報を収集することができます。
転職は、単に新しい職場を見つけること以上の意味を持ちます。自分自身のキャリアパスを形成し、個人の価値を最大化する場を選ぶプロセスです。
可能な限り多くの情報を得て、慎重に判断することが求められます。経営層との直接の対話を通じて、企業文化や働き方に対する理解を深めることは、成功する転職への第一歩となりますので、まずは面接・面談を繰り返すことをおすすめします。
経営企画の経験を活かせる求人の見つけ方
経営企画の経験を活かせる求人を見つけるためには、以下のポイントに注目することが重要です。
企業の経営戦略やビジョンに共感できるかどうか
経営企画は、企業の経営戦略を立案し、実行する部門です。そのため、自分が志向する企業の経営戦略やビジョンに共感することが大切です。
求人情報のタイトルや業務内容を確認する
求人情報のタイトルに「経営企画」や「ビジネスプランナー」というキーワードが含まれている場合は、経営企画の業務に携わる可能性が高いです。また、業務内容には、戦略策定、事業計画の策定、事業推進支援などが含まれることが多いです。
企業の事業内容や業界を調べる
経営企画は、企業の事業全体を俯瞰し、戦略を立案する部門であるため、その企業の事業内容や業界を理解することが必要です。求人情報を見る前に、自分が興味を持っている業界や企業について事前に調べることをおすすめします。
転職エージェントや求人サイトを利用する
転職エージェントや求人サイトを利用することで、経営企画の求人情報を効率的に収集することができます。また、転職エージェントは、自分の希望条件に合った求人を紹介してくれるため、自分で求人情報を探す手間を省くことができます。
ネットワークを活用する
経営企画の求人は非公開の場合が多く、ネットワークを活用することで、求人情報を入手することができることがあります。自分の職場や業界で人脈を広げることで、求人情報を得るチャンスが増える可能性があります。
経営企画などのポジションは、他社企業に採用状況が漏れないよう「非公開案件」として特定のエージェントに依頼をするケースが増えています。
ハイクラス向けの転職サービスを複数利用することをおすすめします。
経営企画からの転職は求められる経験スキルが高いため、様々なヘッドハンターが利用している「ビズリーチ」や経営企画領域に特化した人材紹介事業部署がある「ジェイエイシーリクルートメント」、経営幹部支援に強みがある「コトラ」の利用をおすすめします。
コンサルティングファームへの転職に強い【アクシスコンサルティング】
コンサル業界各社とのパイプがあり、業界に特化したエージェントがアクシスコンサルティングです。
・アクセンチュア用などファーム毎の面接・選考対策を受けることができる点が魅力です。
エンジニアなどのIT系人材、現役コンサルタント、経営企画、事業企画、財務、会計士、金融系などの方はぜひ活用ください。
金融・製造・ハイクラス転職に強い【コトラ(KOTORA)】
ハイクラス向けの転職サービスです。業界・職種としては、金融・コンサルが最も多く、次いでIT・事業会社・製造業関連が中心のサービスです。
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