【外資コンサル志望者必見⁉︎】インターン・ジョブ突破の5つのステップ転職・就職

今回は、外資コンサル志望者に向けて「インターン・ジョブの突破のステップ」を徹底分析します。
「コンサルタントの仕事」は「限られた時間で高い報酬に見合うアウトプットを出すこと」です。
しかし、ジョブ参加者の声には「情報収集に時間を掛けすぎて最終日の資料作成が間に合わなかった」「実際に使わない情報ばかり集めてしまった」という反省の声もあるように、闇雲に取り組むのでは達成できません。
ジョブにおいて何より大切なのは「ジョブの手順をつかみ、時間配分に気をつけて、目的志向で情報を集めること」なのです。
5つのステップで段階的に取り組む
ジョブ・ケース面接で一番大切なのは「企業の課題解決型」が一般的です。
ケース面接は、実際の業務遂行を想定して解決策を提案する形式のインタビューです。
Step 1.【課題設定】:現状と理想のギャップを数値化する
外コンのジョブにおいて目標設定すべき課題は「企業の現状と理想の間にあるギャップ」です。
企業分析をして「現状」と目指す「理想」をひも解いた上で、その差分を定量的に算出しましょう。
定量的に表す指標として「売上」と「利益」がよく用いられます。
コスト削減が十分にできていないと判断した場合は利益に着目し、コスト削減策は十分にとられ事業拡大が期待される場合は売上に着目しましょう。
「なぜ売上か?」「なぜ利益か?」まで、説明できるようにしておくことが大切です。
「3C分析」はビジネスの場でよく活用されるため、身につけておきましょう。

「3C分析」は、マーケティングや戦略策定などのビジネス分野においてよく用いられるフレームワークの一つです。
この分析手法は、企業が自社の競争環境や市場状況を冷静に、正しくな戦略を立てるためです。
3Cは、Company(企業)、Competitors(売上収益)、Customers(顧客)の3つの要素を考慮します。
まず、企業の売上や利益を確実に把握するために「有価証券報告書」を参照しましょう。
「有価証券報告書」は先行企業や一定規模を持つ企業が公開する情報の報告書です。収益や貸借対照表などの諸表や事業内容、リスク、役員報酬などが開示される。株主に企業の経営状況を透明化、投資判断の材料となります。
有価証券報告書の検索方法は2つあり、「企業ホームページのIR情報(投資家向け情報提供)」もしくは「金融庁のEDINET」からアクセスしましょう。
「どの事業がもうかっているか」は、「セグメント情報」にある「セグメント別売上高」に記載されています。
ネットで調べれば出てくる情報ですが、実際に足を動かして調査することも大切です。実地調査でクライアント企業のサービスや商品を体験してみるのも1つです。
「市場分析」:マクロ統計の活用
クライアント企業の業績を考える上には「マクロ統計」が必須です。
「市場の伸び」と「自社の伸び」とを比較することで、自社の課題が数値的に把握できるからです。
例えば、回転寿司市場が年5%で成長する中、A社の売上成長率は年1%だとしたら、不景気などのマクロ的原因でなく、A社の経営自体に問題があることが分かります。
そして、「A社も3年後(※1)までに2%(1年後)→3%(2年後)→5%(3年後)と売上成長させる」というように目標を立てることができます。
「クライアント企業の売上高」から、A社の課題である「現状と理想の間にあるギャップ」は以下のように定量的化できるのです。
■分析に使えるサイト
「競合分析」:業界ランキング、同業他社の有価証券報告書・アニュアルレポートを活用

業界ランキングを元に、クライアント企業と似たポジションにいる企業(=競合)を洗い出すことが重要です。
その次に、競合の有価証券報告書やアニュアルレポートを読みます。調べたクライアント企業の現状との違いに着目しながら読み進めましょう。
競合をベンチマークした際に「業界シェア30%を誇る売上高1位のB社に3年後に追いつくには?」といった目標を立てるなどのトレーニングも1つです。
「市場の伸びに合わせる」「競合をベンチマークにする」など目標設定の仕方はさまざまな着眼点があり、正解はありません。
大切なのは、「定量的な課題設定」や「その課題設定に至った根拠」を説明できることです。
Step 2.【ターゲット市場の選定】:市場規模が十分にあるか留意せよ
次は「Step 1で定量化したギャップ」に見合う市場規模を見込めるターゲット層を選定しましょう。
年齢や性別・国籍・所得などを具体的に設定します。
この市場規模の算出の仕方として、フェルミ推定が一般的です。求めた数値が正確であることではなくその過程が重要視されます。
フェルミ推定の方法を詳しく学びたい方は、下記の記事をご覧ください。

Step 3.【市場のニーズを特定する】:情報収集には「現地訪問」も大事
ターゲット層を選定できたら、具体的にそのニーズを洗い出しましょう。
その方法として、ターゲット層へのアンケート調査がオススメです。特に、自らアンケート調査などを行って出したデータは好評価と判断されるでしょう。
インターネットでは手に入らないような「生の情報」を提供することこそ、クライアント企業がコンサルタントに求めるバリューだからです。
例えば、回転寿司A社に訪日外国人層をターゲットにする提案をする場合なら、浅草などの観光地に行って「価格帯/商品/サービス/立地など」について訪日外国人の需要をアンケート調査するのもよいでしょう。
実際に、過去の外コン内定者には、A社の回転寿司チェーンに赴き店長や観光客にインタビューしたという人もいました。
Step 4.【施策を練る】:妥当性を検討せよ
ここまできたら、具体的な施策を練り始めましょう。
そのときに忘れてはいけないのが「実現可能性の検討」です。
ジョブ中、メンター社員から「なぜその施策を○○社は実施していなかったのか?」と聞いてきます。この質問への答えとして、「理想論ではないこと」と「自社の強みがあるから実行できること」を示す必要があります。
これらを示すために、「実現できるのか」「競合に勝てるのか」の2点について考えましょう。
実現できるのか
実現するにあたり、「法律」「ブランドの一貫性」「物理制約」の視点が欠かせません。例えば、「訪日外国人が多く訪れる動物園に飲食店A社を出店しよう」という提案で考えてみましょう。
- 「法律」:動物園という場所で食品を提供することはできるのか
- 「ブランドの一貫性」:動物園の中で飲食店の利益を確保するにはどうすれば良いか?
- 「物理制約」:店舗数が限られるが、空き場所はあるのか
- 売上に「繋がる」か:単価や商材、回転率、収益、人件費、店舗の家賃など収益が見込めるか
以上のように検討すべき点が浮き上がります。
こうして考えてみると「訪日外国人が訪れやすいからと言って動物園の中に出店する」というのは難しい可能性があります。外国人からアンケートを取るなどで活路が見えるケースもあります。
競合に勝てるのか
次に、「なぜクライアントがその提案を実行すべきか?」という問いに向き合いましょう
まず、同様のターゲット層を持つ競合企業を選定します。同じ業界の企業だけでなく、視野を広げ業界外にも競合はいないか考えるようにしましょう。
例えば、回転寿司A社にとってファストフード業界は競合になりえます。
次に、それらの競合と比較してどのような強みがあるかを考えましょう。
強みの特定の仕方には、IRの比較やopenworkなどの情報から仮説を立て、クライアント企業に電話やメールで直接ヒアリングするという手段もあります。
「回転寿司A社が連結会社に寿司以外の飲食チェーン会社を多数持つこと」から、「それらの連結会社の客層をA社にも取り込むため、連結会社間で利用可能なクーポンを導入する」という提案もできるのです。
これは「なぜあの競合はこの施策を行っていないのか?」への答えにもなります。
仮説検証を繰り返す
実際にStep 2〜4までが順調に進むことはほとんどあり得ません。
そのため、仮説・検証を何度も繰り返す必要があります。Step 2〜4を何度も回し提案を練りあげましょう。
Step 5.【提案資料の作成】:シンプルに作る
Step 1〜4までで導き出した提案を資料にまとめましょう。
最初にスライドごとに伝えたいメッセージを決め、そのあとで具体的なデータやグラフ作成を行いましょう。
ただし、資料の見栄えよりも内容の方が当然重要ですので、資料作成に時間をとりすぎないよう心に留めましょう。
スライド内に内容を全て記載する必要はありません。文字量を減らし、1スライド1メッセージを徹底しましょう。
資料作成のスキルを磨きたい方にはこちらがオススメです。
チームがどのフェーズにいるのか意識しよう
ジョブでは、しばしばチームの議論が行き詰まり議論の目的自体を見失うときがあります。
そのような時には「現状どの段階にいて何をする必要があり、そのためにはどんな情報が欲しいのか」考えるようにしましょう。
ジョブの期間は、3日間もしくは5日間が一般的です。
ジョブでは情報をいかに効率的に集めるかが重要です。時間節約のためには、闇雲に情報を集めるのではなく、クライアントへの提案に向けて必要な情報だけ調べることが大切です。ムダをなくし、圧倒的なパフォーマンスで内定を獲得しましょう!
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