【科学的に証明!?】パートナーとは「別々のベッド」で寝るべき理由
「ベッドの共有」と「睡眠」を巡る研究
2020年6月に行われた研究で、12組のカップルの睡眠パターンを分析したところ、同じベッドで寝たときの方が「レム睡眠(浅い睡眠)」が増える傾向があったそうです。
2016年に行われた別の研究では、男性よりも女性の方がパートナーと寝ることで睡眠不足に陥りやすいという傾向が明らかになったのだとか。
一人で寝る時よりベッドを共有する方が、眠りに落ちるのが遅かったり、通常より早く起きてしまったりする女性が多かったそう。
無理をして同じベッドで寝ようとすると、「ケンカをしやすくなる」という研究結果もあるので注意が必要です。
睡眠はすべての人間の生理現象に不可欠なことですが、良質な睡眠を得るための環境の好みは人によって異なります。
カップルの寝室事情
・ツインベッド(ベッド2台を並べて寝ている)… 36.1%
・ダブルベッド(ベッド1台で一緒に寝ている)… 33.8%
・寝室は別… 30.1%
引用元:マットレス大学
別のベッドで寝ている夫婦の方が、同じベッドで寝ている夫婦よりも若干多いことがわかります。
寝室は同じでも、眠る場所は分けているという夫婦が多い
睡眠の習慣も人それぞれ
「カップルが一緒に住むようになると、最初は同じベッドで寝れることが嬉しくて、同じ時間に寝て起きるよう心がけますが、やがて相手の体内時計が自分と違うことに気づくという人も少なくありません」。
ある研究では「カップルで一緒に寝ることで、より親密にもなりますし、安心さを感じることもできる」と説明する一方で、一緒に寝ることで睡眠の質が下がると、カップルにとってネガティブな影響を与えうると警告しています。
一つのベッドに二つの掛け布団が効果的!?
「カップルが別々の寝具を使うことに馴染みがない理由には、ベッド用品を扱うメーカーが、そのようなブランディングをしてこなかったことが背景にある」とのこと。
同棲する場合は、シングルサイズの掛け布団を別々に使うのも1つです。
パートナーとは「別々のベッド」で寝るべき理由について、科学的な根拠としては以下のようなものがあります。
パートナーと一緒にベッドで寝る場合、相手の寝相や呼吸音、体温などが自分の睡眠に影響を与えることがあります。特に、寝相が悪い場合は、相手によっては寝不足になることもあります。
科学が証明!?パートナーと一緒に寝れば熟睡率が高くなる
ベッドをのびのび使えるというのは、シングルの人の特権。
ところが新たな研究により、パートナーとベッドをシェアすることには、健康上のメリットもあることが判明。
ヨーロッパ睡眠学会誌『Sleep』掲載の論文によると、パートナーと一緒に寝れば、睡眠の質が全体的に高くなる。
研究チームは「どのくらいの頻度でパートナーと一緒に寝ているか、または1人で寝ているか」を被検者たちに聞いてから、睡眠の質に関するアンケートを行った。
その結果、パートナーと一緒に寝ている人は、より長く、深く眠れているだけでなく、疲労も少ないことが分かった。
しかも、パートナーとベッドを共有している人は、1人で寝ている人に比べて、夜中に目が覚める回数も少ない。
くっついて寝るのが好きというカップルにとっては朗報かもしれないが、子どもがいれば話は違う。子どもとベッドを共有しているカップル(親)は、1人で寝ている人より睡眠が途切れがちで、ストレスも多かった。
同棲開始するカップルにおすすめのベッドサイズは?選び方のポイントを解説
同棲開始するカップルにおすすめのベッドサイズは、クイーンサイズ(横160cm×縦200cm)またはキングサイズ(横180cm×縦200cm)が一般的におすすめされています。
理由としては、二人で寝る場合には、一人分のスペースよりも余裕を持って広いベッドが必要となるためです。
クイーンサイズは一般的に一人分のスペースよりも十分なスペースがあり、二人で寝るには快適な広さとなっています。キングサイズは、より広いスペースが必要な場合におすすめです。
ただし、ベッドの大きさは個人の好みや寝相によって異なるため、実際に寝心地を試してみてから決めることが大切です。また、ベッドに合わせてマットレスや寝具も選ぶことが重要です。
セミダブルは少し狭いかも!?
同棲開始するカップルにとってセミダブルサイズ(横120cm×縦200cm)のベッドは、やや狭く感じる場合があります。
セミダブルサイズは、一人で寝る場合には十分なスペースがありますが、二人で寝る場合にはやや窮屈に感じることがあるためです。
最終的には、カップルそれぞれの好みやライフスタイル、予算、部屋の広さなどを考慮して、最適なベッドサイズを選ぶことが大切です。
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