【簿記2級で経理に転職できるか】求人要件を実際に数えてみた

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TGPリクルートメント編集部
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「簿記2級を取れば、未経験でも経理に転職できるのだろうか?」

経理職への転職を考える人にとって、日商簿記2級は代表的な資格の一つです。しかし、転職サイトで求人を検索すると、「簿記2級必須」「簿記2級歓迎」「経理経験2年以上」など、さまざまな応募条件が並んでいます。

資格を取得すれば転職できるのか、それとも実務経験がなければ難しいのか。判断に迷う人も多いでしょう。

そこで今回は、実際に公開されている経理関連求人9件の応募要件を確認し、簿記2級がどのように評価されているかを調査しました。

結論として、簿記2級を持っていれば経理未経験でも応募できる求人は存在します。ただし、資格と実務経験は別々に評価されるため、求人の選び方が重要です。

この記事では、求人の調査結果、簿記2級の評価、経理未経験者が狙うべき職種、年収の目安、転職成功のための準備まで解説します。

簿記2級で経理に転職できる?実際の求人9件を調査

今回の調査では、公開求人の中から応募資格を確認できた9件を取り上げました。

単に検索結果に「簿記2級」「未経験」というキーワードが含まれているだけでは、本当に応募条件を満たせるか判断できません。

そのため、求人票の「必須条件」「歓迎条件」「求める経験」を確認し、次の3パターンに分類しました。

  • A:日商簿記2級を必須とし、経理未経験でも応募可能
  • B:経理未経験でも応募可能で、日商簿記2級は歓迎条件
  • C:経理実務経験が必須で、資格だけでは応募条件を満たさない

調査概要

項目調査内容
調査基準日2026年11月1日
対象公開されている経理・財務・経理業務受託関連の求人9件
主な調査先リクルートエージェント、リクルートダイレクトスカウト、企業採用サイト
調査方法個別求人の必須条件・歓迎条件を確認
対象職種事業会社の経理、経理事務、連結決算支援など
注意事項無作為抽出ではなく、応募要件の違いを検証するための事例調査

今回の9件は、求人市場全体の割合を推定するための標本ではありません。条件が異なる求人を意図的に選んでいるため、「経理求人の3分の1は未経験歓迎」といった解釈はできません。

調査結果:応募条件は3パターンに分かれた

応募条件確認件数読み取れること
A:簿記2級必須・経理未経験可3件資格が応募条件を満たす重要な要素になる
B:簿記2級歓迎・経理未経験可3件簿記2級がなくても応募可能な求人もある
C:経理実務経験必須3件資格取得だけでは実務経験の条件を代替できない
合計9件同じ経理職でも採用基準が異なる

今回の調査で注目したいのは、簿記2級を評価する企業でも、求める人材像が異なることです。

簿記2級の知識を持つ未経験者を育成したい企業もあれば、すでに月次決算や年次決算を担当できる人材を求める企業もあります。

つまり、転職活動では「簿記2級を取得した」という事実だけではなく、どの企業が、どの業務を、どの程度の経験者に任せたいと考えているのかを見極める必要があります。

【求人実例】簿記2級があれば経理未経験でも応募できる企業

まずは、日商簿記2級を応募条件として評価し、経理未経験者も対象としている求人を紹介します。

事例① 株式会社manebi|簿記2級必須・経理未経験歓迎

株式会社manebiの経理求人では、日商簿記2級以上の保有を必須条件としており、経理未経験者の応募を歓迎しています。

主な仕事内容は、入出金データの確認、仕訳処理、経費精算、請求書発行、売掛金管理などです。

入社後は日常経理を中心に担当し、将来的には決算業務や監査法人への対応まで業務範囲を広げていく想定です。

項目内容
募集職種経理
日商簿記2級必須
経理実務経験必須条件ではない
想定年収400万〜500万円
主な仕事仕訳、経費精算、請求書発行、決算補助など

この求人は、簿記2級の知識を持ち、基本的な日常経理からキャリアを積みたい人に適した一例です。

ただし、簿記2級だけが必須条件のすべてではありません。チーム内での報告・連絡・相談や部署を横断したコミュニケーションも求められています。

出典:リクルートエージェント「株式会社manebi/経理」

事例② サンライズ・アカウンティング・インターナショナル|経理未経験から会計実務へ

株式会社サンライズ・アカウンティング・インターナショナルの求人では、日商簿記2級を必須条件とし、経理実務経験は歓迎条件に設定しています。

同社は企業向けの経理・会計業務支援を行っており、入社後は仕訳入力などから始め、売掛金・買掛金管理、決算、開示支援などの業務を経験することが想定されています。

項目内容
募集職種経理メンバー
日商簿記2級必須
経理実務経験歓迎
月給24万〜29万円
主な仕事企業向けの経理・会計サービス

事業会社の経理部門に所属する求人とは異なり、複数のクライアント企業の会計業務に関わる可能性がある点が特徴です。

こうした求人は、経理の実務経験を積むための入口として検討できます。

出典:リクルートエージェント「サンライズ・アカウンティング・インターナショナル/経理メンバー」

事例③ アエラスグループ|簿記2級保有者は実務経験不問

アエラスグループの経理事務求人では、日商簿記2級を持っていれば実務経験を問わないと明記されています。

公開求人に記載された給与は、月給40万〜48万円です。

項目内容
募集職種経理事務スタッフ
日商簿記2級必須
経理実務経験不問
月給40万〜48万円
雇用形態正社員

未経験者を対象とする経理求人の中でも、比較的高い給与条件を提示している事例です。

ただし、給与条件だけで判断することはおすすめしません。具体的な担当業務や労働時間、残業代、教育体制、期待される業務水準などを確認する必要があります。

出典:アエラスグループ採用サイト「経理事務スタッフ」

簿記2級は歓迎条件で、未経験者を採用する求人もある

続いて、日商簿記2級を必須条件としていない求人です。

経理未経験者にとっては、簿記2級の資格があれば必ずしも有利になるとは限りませんが、会計知識を示す材料の一つになります。

事例④ リログループ|単体決算担当

リログループの経理スタッフ求人では、日商簿記3級以上、または同等の資格を必須条件としています。

日常の仕訳や請求書の支払処理、月次決算などを担当し、将来的には年次決算や税務関連業務なども経験する想定です。

簿記2級が必須ではないことから、資格の取得よりも、入社後に経理業務を習得できるかを重視した募集と考えられます。

事例⑤ リログループ|連結会計担当

同じリログループでも、連結会計担当の求人では応募条件が異なります。

事務職経験、数字を扱う業務経験、一定のExcelスキルなどのいずれかを必須条件とし、日商簿記2級を歓迎条件としています。

連結決算補助やIFRSへの組替仕訳など、専門性の高い業務に関わるポジションでありながら、経理未経験者にも応募機会がある点が特徴です。

事例⑥ パナソニック フィナンシャルエクセレンス|経理未経験歓迎

パナソニック フィナンシャルエクセレンスの経理求人では、日商簿記3級相当の知識を必須とし、簿記2級相当の知識を歓迎条件としています。

経理・財務への関心、Excelによる集計・資料作成、業務改善への意識なども求められています。

この求人からは、単に簿記資格を持っているだけでなく、Excelやデータ活用、業務改善の経験が評価されることがわかります。

つまり、簿記2級の取得と並行して、事務・営業企画・管理部門などで培った実務スキルを整理することも重要です。

簿記2級があっても、実務経験が必要な求人はある

一方、日商簿記2級を保有していても、経理経験がなければ応募要件を満たせない求人もあります。

今回確認した求人では、経理実務2年以上、5年以上といった条件が設定されていました。

事例⑦ 経理実務2年以上・簿記2級必須の求人

リクルートダイレクトスカウトに掲載された経理財務求人では、経理実務経験2年以上に加え、日商簿記2級以上または同等の知識が必須条件でした。

想定年収は420万〜650万円です。

このような求人では、資格は応募条件の一部にすぎません。

実際に経理業務を担当した経験が必要とされるため、簿記2級を取得しただけでは応募条件を満たせません。

事例⑧ 日弘ビックス|経理経験5年以上が必須

日弘ビックス株式会社の経理求人では、事業会社での経理実務経験5年以上が目安として求められています。

一方、日商簿記2級以上は歓迎条件に位置付けられています。

担当業務には、月次決算、年次決算、管理会計資料の作成、資金繰り表の作成などが含まれます。

この求人が求めているのは、会計知識を持つ未経験者というより、経理部門の実務を一定程度任せられる即戦力人材です。

事例⑨ 経理実務・会計システム操作経験が必須の求人

別の経理求人では、経理・財務の実務経験2年以上に加え、会計システムを利用した仕訳入力・記帳経験が必須条件でした。

日商簿記2級は歓迎条件です。

このように、簿記2級を持っていること以上に、実際の会計システム操作や経理業務の経験が重視される求人もあります。

求人9件を比較してわかったこと

今回の調査では、簿記2級の資格が評価される場面は確認できましたが、資格の評価方法は求人によって異なりました。

重要なのは、次の3点です。

第一に、簿記2級を必須条件としている未経験歓迎求人は存在すること。

第二に、簿記2級がなくても、Excelや事務経験などを評価して未経験者を採用する求人があること。

第三に、経理実務経験を必須とする求人では、資格だけで経験要件を補えないこと。

経理への転職を目指すなら、資格取得と同時に、応募する求人の条件を見極めることが重要です。

なぜ経理転職では簿記2級だけでは不十分なのか?

日商簿記2級では、商業簿記と工業簿記を学びます。

企業の取引を仕訳し、財務諸表を作成するための基本的な知識に加え、原価計算などの知識も習得できます。

一方、実際の経理業務では、会計知識だけでなく、社内外の関係者との調整や会計ソフトの操作、締切管理、正確な処理能力なども求められます。

簿記2級で学ぶ知識と、経理実務の違い

簿記2級で学ぶこと実際の経理業務
仕訳の考え方請求書や経費精算をもとに仕訳処理
売掛金・買掛金入金確認、消込、支払管理
決算整理仕訳月次決算、年次決算の補助
財務諸表の作成会計ソフトでの帳簿管理・決算資料作成
工業簿記・原価計算製造原価の把握、原価管理

資格試験では、問題文に必要な情報が整理されています。

しかし、実際の経理では、取引内容を確認するために営業担当者へ問い合わせたり、請求書の不備を修正したり、会計処理を税理士や上司に確認したりする必要があります。

また、月次決算や年次決算には期限があるため、正確性に加え、業務の優先順位を判断する力も重要です。

そのため、企業は簿記2級を会計知識の証明として評価する一方で、実務経験も重視するのです。

簿記2級を活かせる経理の仕事内容

経理職といっても、任される業務は経験や企業規模によって異なります。

未経験から入社する場合、最初から決算全体を担当するとは限りません。

一般的には、日常経理や決算補助から経験を積み、徐々に業務の範囲を広げていくキャリアが考えられます。

日次経理

日次経理は、毎日の取引を記録・管理する仕事です。

仕訳入力、請求書発行、経費精算、売掛金・買掛金管理、入出金確認などが含まれます。

簿記2級で学んだ知識を直接活かしやすく、未経験者が最初に担当する可能性のある業務です。

月次決算

月次決算では、1か月分の取引を締め、会社の収益や費用を整理します。

残高確認、売掛金・買掛金の確認、未払費用や前払費用の計上、試算表の確認などが代表的です。

日次経理よりも広い視点で数字を見る必要があり、経理担当者として専門性を高めるうえで重要な業務です。

年次決算

年次決算では、1年間の取引を整理し、財務諸表の作成や税務申告に必要な資料を準備します。

未経験者が入社直後から主担当になるケースは限られますが、決算補助から経験を積み、将来的に担当することが期待される場合があります。

管理会計・経営管理

経理経験を積んだ先には、管理会計や経営企画に関わるキャリアもあります。

予算と実績の比較、部門別損益の分析、原価管理、経営会議向け資料の作成などです。

単に数字を記録するだけでなく、経営判断に必要な情報を提供する役割へ広がっていきます。

経理未経験者は、どのような企業を狙うべき?

簿記2級を取得した人が経理へ転職する場合、最初から大企業の決算責任者や経理マネジャーを目指すのは現実的ではありません。

重要なのは、経験を積むための入口を見つけることです。

未経験採用・育成制度のある事業会社

最初の選択肢は、経理未経験者の採用実績があり、教育体制を整えている事業会社です。

経理部門に複数名の担当者がいる企業であれば、日次経理から段階的に仕事を覚えられる可能性があります。

ただし、小規模企業であっても、未経験者を教育できる体制が整っているとは限りません。

経理担当が一人しかいない企業や、入社後すぐに決算を任される求人の場合は、仕事内容を慎重に確認する必要があります。

経理アウトソーシング・BPO企業

経理アウトソーシングやBPO企業も選択肢です。

企業から経理業務を受託しているため、仕訳、支払、決算補助などの業務経験を積める可能性があります。

今回の調査でも、簿記2級を必須としながら未経験者を採用する求人が確認できました。

ただし、配属先によって担当範囲が限定される場合もあるため、決算業務まで経験できるかを確認することが重要です。

会計事務所・税理士法人

会計事務所や税理士法人でも、簿記2級の知識を活かせます。

記帳代行、月次入力、決算補助、税務申告補助などを経験できる場合があります。

一方、事業会社の経理とは業務内容が異なります。

将来的に事業会社の経理部門へ転職したい場合は、どのような会計業務に携われるかを確認するとよいでしょう。

簿記2級を持つ経理未経験者が転職成功率を高める方法

経理未経験者が転職活動で重要視すべきなのは、資格取得後のアピール方法です。

同じ簿記2級保有者でも、経験の伝え方によって企業からの評価は変わります。

① Excelスキルを身につける

経理業務では、Excelによるデータ整理や集計を行う場面が多くあります。

SUMIF、XLOOKUP、ピボットテーブルなどの基本的な操作ができると、実務で活かせる可能性があります。

実際に今回確認した求人でも、Excelスキルを応募条件に設定している企業がありました。

② 会計ソフトの基本操作を理解する

経理の実務では、会計ソフトやERPを利用することが一般的です。

freee会計、マネーフォワード クラウド会計、勘定奉行など、企業によって利用するシステムは異なります。

未経験者がすべての会計ソフトを使いこなす必要はありませんが、仕訳入力、勘定科目、試算表、総勘定元帳などの基本的な考え方を理解しておくと、入社後の学習につながります。

③ これまでの仕事で数字を扱った経験を整理する

営業、販売、事務、企画職など、経理以外の仕事でも数字を扱う機会はあります。

たとえば、営業職であれば売上管理や請求書処理、営業事務であれば入金確認や請求書発行、管理部門であれば予算管理や経費精算などの経験です。

こうした経験は、経理の実務経験そのものではありませんが、数字の正確性や業務管理能力を示す材料になります。

④ 応募求人の条件を正確に読み取る

転職サイトに「未経験歓迎」と書かれていても、業界未経験を意味している場合があります。

経理職の経験が必要なのか、業界経験がなくてもよいという意味なのかを確認することが重要です。

「経理未経験歓迎」「職種未経験歓迎」「簿記2級があれば実務経験不問」など、対象となる未経験の範囲を確認しましょう。

⑤ 経理経験を積めるキャリアを優先する

未経験から経理へ転職する場合、最初の年収だけで判断するのはおすすめしません。

日次経理だけでなく、月次決算、年次決算、管理会計などに経験を広げられる環境かどうかが重要です。

将来的なキャリアアップを目指すなら、応募時点でどのような業務を担当できるのか、入社後に業務範囲を広げられるのかを確認しましょう。

簿記2級で経理に転職すると年収はいくら?

今回確認した求人では、未経験者を対象にした経理求人でも、給与水準には差がありました。

たとえば、株式会社manebiの求人では年収400万〜500万円、サンライズ・アカウンティング・インターナショナルの求人では月給24万〜29万円、アエラスグループの求人では月給40万〜48万円が提示されていました。

ただし、これらは個別求人の条件であり、未経験経理の平均年収を示すものではありません。

給与は勤務地、企業規模、雇用形態、担当業務、経験、残業代、賞与などによって変わります。

また、簿記2級を取得しただけで年収が一定額上がるわけではありません。

資格が評価される求人でも、給与水準を決めるうえでは、経験やポジションの期待役割が重要です。

そのため、求人票の想定年収だけでなく、基本給、賞与、残業代、昇給制度、入社後のキャリアパスまで確認することをおすすめします。

簿記2級だけで経理に転職するのは何歳まで可能?

簿記2級を活かした転職では、年齢だけでなく、これまでの職歴や応募ポジションが重要です。

20代であれば、未経験者向けの育成求人に応募できる可能性があります。

30代以降でも、営業事務、管理部門、業務改善、システム運用など、経理業務に接続できる経験があれば評価される場合があります。

40代以降でも、経理未経験者を対象とする求人がないわけではありません。

ただし、年齢が上がるにつれて即戦力性やこれまでの職務経験を評価する募集もあるため、希望条件の調整や応募先の見極めが重要です。

年齢によって一律に転職の可否が決まるわけではありません。

大切なのは、自分の職務経験が経理のどの業務に接続できるかを具体的に整理することです。

簿記2級を活かした経理転職の志望動機

簿記2級を取得したことだけでは、志望動機として十分とはいえません。

企業が知りたいのは、なぜ経理として働きたいのか、これまでの経験をどのように活かせるのかという点です。

たとえば、営業事務経験者であれば、以下のような志望動機が考えられます。

「これまで営業事務として請求書発行や売上管理、データ集計などの業務を担当してきました。日々の業務を通じて、企業活動を数字の面から支える仕事に関心を持つようになり、日商簿記2級を取得しました。今後は、これまで培った正確な事務処理能力や関係部署との調整経験を活かしながら、仕訳や月次決算など経理の専門性を高めたいと考えています。」

重要なのは、資格を取得した理由と、実際に経理として働きたい理由をつなげることです。

単なる資格取得の努力だけでなく、入社後にどのような業務を担当し、どう成長したいのかまで説明すると、企業からの評価につながりやすくなります。

簿記2級を活かした経理転職におすすめの転職サービス

簿記2級を活かして経理職への転職を目指す場合、管理部門や経理・財務の求人に強い転職サービスを活用する方法があります。

代表的な選択肢として、MS-Japan、リクルートエージェント、dodaなどがあります。

特にMS-Japanは、経理・財務、人事、法務などの管理部門や士業領域を専門に扱う転職支援サービスです。

一方、リクルートエージェントやdodaは幅広い業界・職種を扱っており、事業会社の経理職や経理未経験者向け求人を探す際の選択肢になります。

ただし、サービスごとに取り扱い求人、対象年齢、紹介可能な職種は異なります。

大切なのは、登録するサービスの知名度ではなく、自分の経験で応募可能な経理求人を紹介してもらえるかどうかです。

よくある質問

簿記2級があれば経理未経験でも正社員になれますか?

可能性はあります。

今回の調査でも、日商簿記2級を必須条件とし、経理未経験者を歓迎する正社員求人を確認できました。

ただし、資格以外にコミュニケーション力やExcelスキルなどが求められる場合もあります。

簿記3級でも経理に転職できますか?

簿記3級以上を必須条件とする未経験歓迎求人も存在します。

今回確認したリログループの単体決算担当では、日商簿記3級以上または同等の資格が必須条件でした。

簿記2級と経理実務経験では、どちらが重要ですか?

応募する求人によって異なります。

未経験者を育成する求人では資格が評価されますが、即戦力採用では月次決算や年次決算などの実務経験が重要になります。

経理への転職には簿記1級まで必要ですか?

一般的な経理求人への応募において、必ずしも簿記1級が必要なわけではありません。

まずは簿記2級の知識を活かし、経理実務を経験することが現実的な選択肢です。

経理未経験者はどのような業務から始めますか?

仕訳入力、経費精算、請求書発行、入出金確認、売掛金・買掛金管理などから始めるケースがあります。

業務を習得した後、月次決算や年次決算の補助へ経験を広げていくことも考えられます。

まとめ|簿記2級は経理転職の入口になるが、資格だけですべてが決まるわけではない

今回、公開されている経理関連求人9件の応募要件を確認した結果、日商簿記2級を持つ経理未経験者が応募できる求人を確認できました。

一方で、経理実務経験を必須とする求人も存在しており、資格を取得するだけですべての企業に応募できるわけではありません。

経理転職における簿記2級の価値は、会計知識を持っていることを客観的に示せる点にあります。

しかし、実際の採用では、Excelスキル、事務処理能力、数字を扱った経験、コミュニケーション力、業務改善への姿勢なども評価されます。

そのため、経理未経験者が転職を成功させるためには、簿記2級の取得をゴールにするのではなく、資格を活かしてどのような実務経験を積めるかを考えることが重要です。

まずは経理未経験者を対象とする求人を探し、日次経理や決算補助などから専門性を磨くことをおすすめします。

経理職への転職を検討している方は、自分の資格と職務経験で応募できる求人を確認し、将来的にどのような経理キャリアを築きたいのかを整理してみてください。

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