【GMAT vs GRE】どっちを受けるべき?試験の違い・難易度・選び方を徹底解説

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TGPリクルートメント編集部
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MBAや大学院進学を目指す際に、多くの人が悩むのが「GMATとGRE、どちらを受験すべきか?」という問題です。どちらの試験も世界中の大学院やビジネススクールで広く採用されており、スコアが合否に大きく影響します。しかし、GMATとGREには試験内容や難易度、スコアの評価方法に違いがあり、自分の強みや志望校の要件に合わせて最適な試験を選ぶことが重要です。

本記事では、GMATとGREの違いを徹底比較し、それぞれの試験の特徴や難易度、スコア基準、どんな人に向いているのかを詳しく解説します。MBAや大学院進学を考えている方は、ぜひ参考にしてください。

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GMATとは?(ジーマット)

GMAT(Graduate Management Admission Test)は、MBAやビジネススクールへの入学を希望する人が受験する、国際的な適性試験です。米国を中心に、世界110カ国以上、2,300以上のビジネススクールで入学基準として採用されており、MBAを目指す人にとって非常に重要な試験の一つです。

GMATの試験構成

GMATは、主に論理的思考力や分析力、数的処理能力、英語の読解・文章構成力を測る試験です。試験時間は約3時間で、以下の4つのセクションで構成されています。

Analytical Writing Assessment(AWA:分析ライティング)

  • 内容:与えられた課題に対し、論理的なエッセイを執筆
  • 評価ポイント:論理的思考力、説得力、文章構成力
  • スコア範囲:0~6点(0.5点刻み)

Integrated Reasoning(IR:統合推論)

  • 内容:データ分析や複数の情報源を活用した問題解決
  • 評価ポイント:数的推論、データの関連性分析、複雑な情報処理
  • スコア範囲:1~8点(1点刻み)

Quantitative Reasoning(QR:数学セクション)

  • 内容:算数、代数、確率・統計、問題解決
  • 評価ポイント:数的思考力、論理的問題解決力
  • スコア範囲:6~51点(1点刻み)

Verbal Reasoning(VR:言語セクション)

  • 内容:文章読解、批判的推論、文法の正確性
  • 評価ポイント:英語の読解力、論理的推論、言語の正確性
  • スコア範囲:6~51点(1点刻み)

    総合スコアは200~800点の範囲で算出され、特にQuantitative(数学)とVerbal(言語)のスコアが重視されます。

    GMATのスコア基準と評価

    MBAプログラムによっては、一定以上のGMATスコアが求められます。

    • トップスクール(ハーバード・スタンフォード・ウォートンなど):700点以上
    • 競争率の高いビジネススクール:650点以上
    • 一般的なMBAプログラム:550~600点以上

    GMATのスコアが高いと、学力が高いと判断され、奨学金や合格率の向上にもつながるため、受験前の対策が非常に重要です。

    GRE(ジーアールイー)とは?

    GRE(Graduate Record Examination)は、大学院・ビジネススクール(MBA含む)の入学試験として広く採用されている国際的な適性試験です。米国を中心に、世界160カ国以上、1,300以上のビジネススクールや大学院で入学基準として採用されており、MBAだけでなく、理系・文系の修士・博士課程を目指す人も受験する試験です。

    近年、MBAプログラムでもGMATに加えてGREを受け入れる学校が増えており、受験者にとって選択肢が広がっています。

    GREの試験構成

    GREは、数学・言語・論理的思考力・ライティング能力を測る試験で、以下の3つのセクションで構成されています。

    Verbal Reasoning(言語セクション)

    • 内容:単語・文章の意味を正確に理解し、論理的に考える力を測る
    • 評価ポイント:語彙力、読解力、論理的推論
    • スコア範囲:130~170点(1点刻み)

    Quantitative Reasoning(数学セクション)

    • 内容:算数・代数・確率・統計・幾何学などの基礎数学
    • 評価ポイント:数的推論、問題解決力、論理的思考力
    • スコア範囲:130~170点(1点刻み)

    Analytical Writing(分析ライティング)

    • 内容:2つのエッセイ(論述問題)を記述
    • 評価ポイント:文章の論理構成、説得力、表現力
    • スコア範囲:0~6点(0.5点刻み)

      総合スコアは、VerbalとQuantitativeの合計(260~340点)で評価されます。

      GREのスコア基準と評価

      GREのスコアがMBA受験でどのように評価されるかを示すと、以下のようになります。

      • トップMBAスクール(ハーバード・スタンフォード・ウォートンなど):Verbal & Quantitative 合計 320点以上
      • 競争率の高いMBAプログラム310点以上
      • 一般的なMBAプログラム300~310点以上

      特にVerbal(言語セクション)のスコアは、英語力の指標として重要視されるため、スコアが低いと評価が下がる可能性があります。

      GMATとGREの違い

      MBAを目指す場合、GREとGMATのどちらを受験すべきか迷う人も多いですが、それぞれの特徴を比較すると以下のようになります。

      項目GMATGRE
      対象MBA・ビジネススクール向けMBA・大学院全般向け
      数学の難易度高め(特に計算問題が多い)GMATよりやや易しい
      言語の難易度標準語彙レベルが高く、難しい
      スコア範囲200~800点260~340点
      試験時間約3時間約3時間45分
      試験結果の活用MBA専用MBA+大学院全般
      試験の柔軟性受験後すぐスコア表示セクションの順番を選択可能

      数学が得意ならGMAT、語彙力に自信があればGREが有利といわれることが多いです。

      GREの言語セクションは高度な語彙力が求められるため、英語が非ネイティブの受験者にとってはGMATより難しく感じることもあります。

      MBA進学を目指す場合、受験するビジネススクールがGREを受け入れているかを確認することが重要です。

      MBAを目指す場合、GREかGMATのどちらを選ぶべきかは、受験する学校の要件や自分の得意分野に応じて決めるのがベストです。

      GREの数学はGMATより易しい?──それは半分正解、半分間違いです。

      よく「数学が苦手ならGREの方が楽」と言われますが、実際にはこれは必ずしも正しくありません。確かに、出題範囲や問題の複雑さはGREの方がシンプルです。しかし、トップスクール合格に必要なスコアを取るには、ほぼノーミスで解答しなければならないのです。

      対してGMATの数学(Quantitative)は難易度が高いものの、7~8割の正答率で十分に高得点を取ることができます。「易しい問題でほぼ満点を取る」か「そこそこの難易度の問題で7~8割取る」か、どちらが自分に合っているかを考える必要があります。

      結論として、GMATの問題難易度に慣れておけば、途中でGREへ転向することも容易です。そのため、たとえ文系であっても、基本的には最初にGMATを選ぶのが合理的な戦略と言えるでしょう。

      GMATとGREの正答率の違い

      項目GMATGRE
      正答率の影響難問の正解が大きくスコアに影響難問の正解がスコアに影響
      数学の難易度高め(GMATの方が難しい)GMATより簡単
      言語の難易度GMATの方が比較的簡単GREは語彙力が要求されるため難しい
      スコアのばらつき200~800点260~340点
      スコアの平均値約550点約300点

      GMATGREはどちらもスコア制の試験ですが、単純な「正答率」ではなく、受験者の解答傾向や問題の難易度によってスコアが決まる適応型試験(CAT: Computer Adaptive Test)です。そのため、必ずしも「〇%正解すれば〇点」という単純な計算にはなりません。

      結論

      ✔︎ GMATで700点以上を狙うなら、数学・言語ともに80%以上の正答率が必要。
      ✔︎ GREで320点以上を狙うなら、数学・言語ともに85%以上の正答率が必要。

      どちらも「正答率」だけでなく、「難易度の高い問題に正解すること」がスコアを伸ばす鍵となる。

      競争率の高いビジネススクールは「600〜650点以上」なため、まずは550~600点以上を目指しましょう。

      GMATとGREの受験方法の比較表

      項目GMATGRE
      受験形式テストセンター / オンラインテストセンター / オンライン
      申し込み方法GMAT公式サイト(mba.com)GRE公式サイト(ets.org/gre)
      受験料(米ドル)約$275~$300約$220~$250
      受験料(日本円換算)約33,000円~36,000円約26,400円~30,000円
      試験回数制限12ヶ月で5回、累計8回まで12ヶ月で5回まで
      試験日程随時受験可能(要予約)随時受験可能(要予約)
      試験時間約3時間約3時間45分
      スコア範囲200~800点260~340点
      スコア有効期限5年間5年間
      目安となる勉強時間100~120時間(2~3ヶ月間)100~120時間(2~3ヶ月間)

      注記受験料の日本円換算は1ドル=120円で計算。為替レートにより変動するため、最新情報は公式サイトで確認してください。勉強時間の目安は、週10~15時間の学習を想定。目標スコアや基礎学力によって必要な時間は異なります。

      GMAT・GREの例題や試験問題は全て英語

      GMAT・GREは国際的なMBA入学試験であり、受験者の英語力(読解・論理的思考・文章構成)を評価することが目的の一つです。

      そのため、英語が苦手な場合は、まず数学とIRで得点を稼ぎ、Verbalは「Sentence Correction(文法)」を重点的に対策するのが、600点以上を狙う戦略として有効かもしれません。

      GREのVerbalセクションは、GMATよりも語彙力が圧倒的に重要で、英語力がダイレクトにスコアに影響するセクションです。

      あとがき

      GMATとGREは、MBAや大学院進学を目指すうえで重要な試験ですが、それぞれの特徴を正しく理解し、自分に合った試験を選ぶことが成功への第一歩となります。「数学が得意か」「英語の語彙力に自信があるか」「志望校の要件はどちらを優先しているか」といったポイントを考慮しながら、最適な選択をしてください。

      また、どちらの試験も計画的な学習が求められるため、公式教材や模試を活用しながら、実戦形式でのトレーニングを重ねることがスコアアップの鍵となります。試験勉強を通じて論理的思考力や問題解決能力を鍛えることで、入学後のキャリアにも活かせるスキルが身につくはずです。

      この記事を通じて、GMATやGREについての理解が深まり、目標スコアの達成に向けた一歩を踏み出せるきっかけになれば幸いです。これから試験に挑戦される皆さんの成功を心より願っています!

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